10万円以下も!予算別初心者におすすめの自作PCキット 選び方や注意点

家電量販店のPCパーツ売り場で販売していたPCケースの見た目

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目次
  1. 自作PCは敷居が高い…「自作PCキット」とは
  2. 価格別:5~10万円の格安自作PCキットはある?
  3. 価格別:10~15万円のお勧め自作PCキット3選
  4. 価格別:15~20万円のお勧め自作PCキット
  5. 価格別:20万円~のお勧め自作PCキット
  6. 自作PCキットを販売しているショップ
  7. 自作PCのメリット
  8. 自作PCのデメリット
  9. 自作PCの基本 -組み立てに必要なパーツ
  10. PCパーツの選び方と注意点
  11. パソコン自作キットではなく「BTOパソコン」もおすすめ
  12. 自作PCや自作PCキットに関する疑問やよくある質問

自作PCは敷居が高い…「自作PCキット」とは

パソコンを購入する際に自作PCを検討する人も多いと思いますが、自作PCって用途に合わせたカスタマイズや好みのデザインにできる反面、初期不良や相性の問題、組み立てや設定の難易度、知識が必要等やはり初心者には敷居が高いです。

自作PCに挑戦してみたい…けどトラブルは嫌」と思うのは当然ですよね。

そんなニーズに対応した「自作PCキット」をご存じでしょうか💡

★ドスパラの自作パソコン用パーツセット

「自作PCキット」は、PCを組み立てるために必要な主要パーツ一式をセットにした商品です。PCショップやBTOショップ側が相性やバランスを考慮して構成しているため、初心者でもパーツ選定で迷いにくく、組み立てに集中できるのが特長です。

多くのキットはOSが別売りで、Windowsなどは別途用意が必要で、ベアボーンキットはマザーボードやCPU、場合によってはメモリまで事前に組み付けられていることがあり、さらに簡便さを重視した選択肢として使われます。

キットは相性問題を回避しやすく、アップグレードの土台としても扱いやすいのが特徴で、販売側がパーツの組み合わせを決めたセットなので、相性などの問題をある程度クリアしているので自作PC初心者にはお勧めです。

【「自作PC」と「自作PCキット」の違い】
  • 自作PCはパーツを自由に選べるが、知識と下調べが必要
  • 自作PCキットはパーツが最初から揃っていて相性保証もあるため、安心して組み立てられる
  • 自作PCは自由度重視、自作PCキットは手軽さ重視といった使い分けになる

という事で現在各社で販売されている自作PCキットを価格帯別に紹介していきます↓

価格別:5~10万円の格安自作PCキットはある?

5~10万円の価格帯では残念ながら主要なPCショップでは現在ほとんど自作PCキットが流通していません。

理由としては、昨今の半導体価格高騰や為替変動によりCPUやメモリ、ストレージといった基幹パーツの価格が上昇していることが挙げられます。特にGPU(グラフィックボード)は価格変動が大きく、低価格帯で高性能を実現することが難しくなっています。

家電量販店のPCパーツ売り場で販売していたグラフィックボードの見た目と価格

唯一ドスパラの「できるだけ安くPCが欲しい人向けに10万円以下で一式揃うエントリーモデル」の組み合わせが販売されていたので、10万円以下でエントリーモデルを自作してみたい人にお勧めの組み合わせとなっています↓

10万円以下のモデルから!予算で選ぶ自作パソコン

ドスパラで10万円以下で作れる自作PCの組み合わせ(一式)

■合計価格:59,060円(税込)

【ドスパラの10万円以下の自作PC一式の内容&価格内訳(エントリー向け➀)】

Intel Core i3 12100 BOX: 17,480円(税込)
ASRock H610M-HVS/M.2 R2.0 (H610 1700 MicroATX): 6,980円(税込)
ドスパラセレクト D4D3200-8G2A2 (DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組): 3,980円(税込)
ADATA ALEG-800-500GCS-DP (M.2 2280 500GB) ドスパラ限定モデル: 5,880円(税込)
ZALMAN T8 (ATX): 3,480円(税込)
DEEPCOOL PK450D R-PK450D-FA0B-JP (450W): 4,980円(税込)
Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094): 16,280円(税込)
合計費用 59,060円(税込)
【この組み合わせのポイント】

価格最優先で、Officeやメールなどの簡単な作業をできる構成です。
学業やテレワークなどのビジネス用途におすすめです。
後からGPUの増設を考えている場合は電源ユニットの電源容量を予めあげておくとGOOD!

10万円以内という予算からは若干足が出てしまいますが、10万円台で安くゲーミングパソコンが欲しい方に以下のパーツ構成もお勧めです↓

ドスパラで10万円以下で作れる自作PCの組み合わせ(一式➁)

■合計価格:109,899円(税込)

【ドスパラの10~15万円以下の自作PC一式の内容&価格内訳】

AMD Ryzen 7 5700X BOX: 34,300円(税込)
ASRock B550M Pro4 (B550 AM4 MicroATX): 7,480円(税込)
ドスパラセレクト D4D3200-8G2A2 (DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組): 3,980円(税込)
Solidigm P41 Plus SSDPFKNU010TZX1 (M.2 2280 1TB): 8,480円(税込)
Palit NE63050018JE-1070F (GeForce RTX 3050 StormX 6GB): 24,480円(税込)
Thermaltake CA-1J4-00S1WN-00 (Versa H18 MicroATX アクリル): 4,437円(税込)
玄人志向 KRPW-BK650W/85+ (650W): 7,482円(税込)
Scythe(サイズ) 虎徹 MARK3 SCKTT-3000: 2,980円(税込)
Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094): 16,280円(税込)
合計費用 109,899円(税込)
【この組み合わせのポイント】

家庭用ゲーム機よりも少し高額だけど、その分画像や動画の編集やOfficeソフトなどできることもたくさん増える!
はじめての自作パソコンにもおすすめ!

それ以外の選択肢では、10万円以下の価格帯で自作PCを構築する場合以下のような選択肢が現実的です↓

中古パーツを活用する:

中古市場やオークションサイトで、型落ちのCPUやマザーボード、メモリを探すことでコストを抑えられます。ただし、保証が短い、または無い場合が多いため、リスク管理が必要です。

GALLERIA XL7C-R45-5の本体の外観&サイズ&カラーバリエーション_2 ドスパラの中古パソコン・パーツでコストを抑える方法 セールや注意点も

GPU非搭載構成を選ぶ:

ゲームや動画編集を行わない用途であれば、CPU内蔵グラフィックス(iGPU)を活用することでGPU分のコストを削減できます。

IntelのCore iシリーズやAMDのRyzen GシリーズはiGPU性能が比較的高く、日常用途には十分対応可能です。

セールやキャンペーンを狙う:

年末年始や大型連休前後には、ショップが在庫処分セールを行うことがあります。この時期を狙えば、5~10万円でも比較的性能の高い構成を入手できる可能性があります。

~2025年7月4日金曜日10時59分までのドスパラの「PCパーツ大冷却祭 数量限定セール」の概要&公式バナー

★ドスパラのキャンペーン一覧ページ下部では、最新のドスパラの「パーツセール」が多数掲載されているので必ずチェックするべき 【2025年8月最新】PCパーツのセールを実施しているショップ&セール情報

価格別:10~15万円のお勧め自作PCキット3選

この10万~15万円台の価格帯になってくると自作PCキット市場で最もラインナップが充実しているゾーンで、エントリーモデルの自作PCキット(一式)を中心に選択肢も結構多いです。

価格と性能のバランスがよく、一般的な用途から軽いゲーミングまでこなせる性能を備え、後のパーツ追加やアップグレードも視野に入れられる構成が揃っていますよ↓

【ドスパラ】130,101円(税込):Palit RTX5060 グラフィックボードとパーツ一式セット(ホワイト系 OS付き)

130,101円_ドスパラ_Palit RTX5060 グラフィックボードとパーツ一式セット(ホワイト系 OS付き)の本体外観

■価格:130,101円(税込)

【構成一覧】

CPU: AMD Ryzen 7 5700X BOX
グラフィックボード: Palit NE75060U19P1-GB2063M (GeForce RTX 5060 WHITE OC 8GB)
マザーボード: ASRock B550M WiFi (B550 AM4 MicroATX) ドスパラ限定モデル
メモリ: ドスパラセレクト D4D3200-8G2A1-RGB-WH (DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組)
電源: MSI MAG A650BNL (650W)
SSD: ADATA SLEG-860-1000GCS-DP (M.2 2280 1TB) ドスパラ限定モデル
PCケース: MONTECH XR (W-DP) (ATX ガラス ホワイト) ドスパラ限定モデル
CPUクーラー: MONTECH NX400 White
OS: Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094)

参考:このPCパーツ一式(ドスパラ公式サイト)

【パソコン工房】136,260 円(税込):怒涛のRTX5060組立キットEブラック

136,260円_パソコン工房_怒涛のRTX5060組立キットEブラック`の本体の外観

■価格:136,260 円(税込)

【構成一覧】

CPU: AMD Ryzen 7 5700X BOX
グラフィックボード: Palit製 NVIDIA GeForce RTX 5060 搭載 グラフィックスカード 組込用部材(バルク品)
マザーボード: ASUS PRIME B550M-A WIFI II
メモリ: CFD W4U3200CS-8G
電源: COUGAR ATLAS 650(CGR BA-650)
内蔵SSD: KINGSTON SNV3S/1000G
PCケース: MSI MAG FORGE M100R (パソコン工房限定モデル)
CPUクーラー: CPS RT400-BK
ソフトウェア: ・N-KeepCleaner
・ノートン360スタンダード 15か月 2台版
OS: Microsoft Windows 11 Home 64bit DSP

参考:怒涛のRTX5060組立キットEブラック(パソコン工房公式サイト)

【パソコン工房】136,140 円(税込):怒涛のRTX5060組立キットCブラック

136,140円_パソコン工房_怒涛のRTX5060組立キットCブラックの本体外観

■価格:136,140 円(税込)

【この一式の構成一覧】

CPU: AMD Ryzen 7 5700X BOX
グラフィックボード: Palit製 NVIDIA GeForce RTX 5060 搭載 グラフィックスカード 組込用部材(バルク品)
マザーボード: ASUS PRIME B550M-A WIFI II
デスク用メモリ: CFD W4U3200CS-8G
電源: COUGAR ATLAS 650(CGR BA-650)
SSD: KINGSTON SNV3S/1000G
PCケース: Okinos Cypress 3 Wood
CPUクーラー: CPS RT400-BK
ソフトウェア: ・N-KeepCleaner
・ノートン360スタンダード 15か月 2台版
OS: Microsoft Windows 11 Home 64bit DSP

参考:怒涛のRTX5060組立キットCブラック(パソコン工房公式サイト)

販売期間や在庫は変動するため、購入前の確認が必要です。

価格別:15~20万円のお勧め自作PCキット

15万円以上になると、ハイエンドクラスのパーツを組み合わせたキットも視野に入ります。最新世代の高性能CPUや大容量電源、高性能水冷クーラーを搭載し、重量級ゲームや動画編集、3DCG制作などにも対応可能です。

ハイエンド寄りの用途や動画編集などを視野に入れるなら、このレンジが検討対象になります。

【ドスパラ】197,110 円(税込):Palit RTX5060Ti 8GB グラフィックボードとパーツ一式セット(ブラック系 OS付き)

197,110円_Palit RTX5060Ti 8GB グラフィックボードとパーツ一式セット(ブラック系 OS付き)の本体外観

■価格:197,110 円(税込)

【この一式の構成一覧】

CPU: AMD Ryzen 7 9700X BOX
グラフィックボード: Palit NE7506T019P1-GB2062D (GeForce RTX 5060 Ti Dual 8GB)
マザーボード: ASRock B650M Pro X3D WiFi (B650 AM5 MicroATX)
メモリ: ADATA AX5U6000C3016G-DCLARBK-DP (DDR5 PC5-48000 16GB 2枚組) ドスパラ限定モデル
電源: ドスパラセレクト 750W-GOLD-ATX31-BK (750W ブラック)
SSD: ADATA SLEG-860-1000GCS-DP (M.2 2280 1TB) ドスパラ限定モデル
PCケース: MONTECH XR (B-DP) (ATX ガラス ブラック) ドスパラ限定モデル
CPUクーラー: MONTECH NX400 Black
OS: Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094)

参考:Palit RTX5060Ti 8GB グラフィックボードとパーツ一式セット(ブラック系 OS付き/ドスパラ公式サイト)

【パソコン工房】198,240 円(税込):怒涛のRTX5060Ti 16GB組立キットAブラック

198,240 円_怒涛のRTX5060Ti 16GB組立キットAブラックの本体の外観

■価格:198,240 円(税込)

【この一式の構成一覧】

CPU: AMD Ryzen 7 9700X BOX
グラフィックボード: Palit製 NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB 搭載 グラフィックスカード 組込用部材(バルク品)
マザーボード: GIGABYTE B650M D3HP AX (パソコン工房限定モデル)
デスク用メモリ: Crucial CP2K16G56C46U5
電源: COUGAR ATLAS 650(CGR BA-650)
SSD: KINGSTON SNV3S/1000G
PCケース: Okinos Mirage 4 ARGB Black
CPUクーラー: CPS RT400-BK
ソフトウェア: ・N-KeepCleaner
・ノートン360スタンダード 15か月 2台版
OS: Microsoft Windows 11 Home 64bit DSP

参考:怒涛のRTX5060Ti 16GB組立キットAブラック(パソコン工房公式サイト)

価格別:20万円~のお勧め自作PCキット

20万円以上の価格帯では特に性能やデザイン、将来への拡張性を重視したハイエンド構成が中心です。仕事や趣味で高い性能を求める方に最適です。以下に代表的な3つのキット・セットを紹介します↓

【ドスパラ】238,900 円(税込):Palit RTX5070 グラフィックボードとパーツ一式セット(ブルー系 OS付き)

238,900円_Palit RTX5070 グラフィックボードとパーツ一式セット(ブルー系 OS付き)の本体の外観

■価格:238,900 円(税込)

【この一式の構成一覧】

CPU: Intel Core Ultra 7 265KF BOX
グラフィックボード: Palit NE75070019K9-GB2050U (GeForce RTX 5070 GamingPro-S 12GB)
マザーボード: ASRock Z890 Pro RS WiFi (Z890 1851 ATX)
デスク用メモリ: ADATA AX5U6000C3016G-DCLARBK-DP (DDR5 PC5-48000 16GB 2枚組) ドスパラ限定モデル
電源: ドスパラセレクト 750W-GOLD-ATX31-BK (750W ブラック)
SSD: ADATA SLEG-860-1000GCS-DP (M.2 2280 1TB) ドスパラ限定モデル
PCケース: ドスパラセレクト XR PASTEL BLUE (ATX ガラス)
CPUクーラー: MONTECH HyperFlow ARGB 360 Black
OS: Microsoft Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 (HAJ-00094)

参考:Palit RTX5070 グラフィックボードとパーツ一式セット(ブルー系 OS付き)(ドスパラ公式サイト)

【パソコン工房】217,130 円(税込):怒涛のRTX5070組立キットFブラック

217,130円_怒涛のRTX5070組立キットFブラックの本体外観

■価格:217,130 円(税込)

【この一式の構成一覧】

CPU: インテル Core Ultra 7 プロセッサー 265KF
グラフィックボード: Palit製 NVIDIA GeForce RTX 5070 搭載 グラフィックスカード 組込用部材(バルク品)
マザーボード: MSI PRO Z890-S WIFI (パソコン工房限定モデル)
デスク用メモリ: Crucial CP2K16G56C46U5
電源: COUGAR ATLAS 750(CGR BA-750)
内蔵SSD: KINGSTON SNV3S/1000G
PCケース: MSI MAG FORGE 320R AIRFLOW (パソコン工房限定モデル)
CPUクーラー: ASUS PRIME LC 360 ARGB
ソフトウェア: ・N-KeepCleaner
・ノートン360スタンダード 15か月 2台版
OS: Microsoft Windows 11 Home 64bit DSP

参考:怒涛のRTX5070組立キットFブラック(パソコン工房公式サイト)

自作PCキットを販売しているショップ

パーツ単位で販売しているショップは多く存在しますが、「自作PCキット」は一部パソコン専門店や大手通販サイトで取り扱われています。

それぞれのショップには得意分野や特徴があり、選ぶ場所によってサポート内容や価格帯も変わってきます。ここでは代表的な販売先を紹介していきます↓

ドスパラの自作PCキット

ドスパラ(dospara)のロゴ(logo)

ドスパラと言えばBTOパソコンやゲーミングPCで有名ですが、自作PC向けのパーツセットやキットも不定期で販売しています。

★ドスパラの自作パソコン用パーツセット

特にセール時やキャンペーン期間中には、CPUとマザーボード、メモリがセットになった構成を割安価格で入手できる場合もあります。

ドスパラの強みは自社倉庫からの迅速な出荷と購入後のサポート体制です。また、全国に店舗があるため実機の確認や店頭での相談も可能です。またドスパラはポイント制度があり、購入後のポイントを周辺機器や追加パーツの購入に充てられるのも魅力です。(STEAMでの買い物にも使える)

またドスパラではパーツ単位でも多くの製品や中古品が販売されており、時期によってはパーツ毎のセールもあるのでカスタマイズ面でも便利です。

ドスパラの自作キットが紹介されているページは以下の通りです↓

参考:
ドスパラおすすめの自作パソコン用パーツセット

また予算別の自作PCの構成の参考例や、自作PCに関する初心者向けの基本情報も準備されているので勉強用の資料にもなりますよ↓

参考:
高性能ゲーミングモデル 予算で選ぶ自作パソコン
ゼロから始める自作PC(パソコン)

パソコン工房の自作PCキット

パソコン工房のロゴ

パソコン工房も、自作PCキットを常時取り扱っている数少ないショップの一つです。

Amphis KITシリーズはパーツ選定が初心者向けに最適化されており、相性問題や初期不良リスクを軽減する構成になっています。ラインナップは価格帯別に分かれており、10万円前後のエントリークラスから20万円超のハイエンドまで揃っています。

★パソコン工房のパソコン組立キット

また、公式サイトからカスタマイズ注文が可能で、メモリやストレージ容量を増やすなど柔軟な調整ができます。全国の実店舗でも同様のキットを購入できるため、直接の相談や修理依頼もしやすいのが特徴です。

参考:
パソコン組立キット売れ筋ランキング(パソコン工房公式サイト)
パソコン組立キット(パソコン工房公式サイト)

ツクモの自作PCキット

ツクモのロゴ(tsukumo_logo)_400

ツクモは老舗のPCショップで、パーツの取り扱いに強くオリジナルの自作PCキットも展開しています。特にゲーミング向けの高性能パーツを組み合わせた構成が多く、冷却性能や拡張性を重視したケースが採用される傾向があります。

★ツクモお勧めパソコン自作キット第二弾

ツクモは定期的にパーツのセールやキャンペーンを実施しており、タイミングによっては同スペックのキットを他ショップより安価で入手できることもあります。さらに、サポートスタッフの知識が豊富で、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

ただ、現在ツクモの自作PCキットの公式ページ内では販売が終了しているようです。

参考:おすすめパソコン自作キット(ツクモ公式サイト)

アプライドの自作PCキット

アプライドネットの公式ロゴ(logo)

アプライドは、パソコン関連製品を多く取り扱う全国チェーンのショップで、自作PCキットの販売にも力を入れています。

アプライドでは、「事務・WEB閲覧向け」「ゲーミング入門」「クリエイター向け」といった用途別の自作PCキットが用意されています。目的がはっきりしていれば、それに合った構成を選びやすく、迷いを減らせます。例えば、ゲーミング入門キットなら、初級程度のグラフィック性能に絞った構成でコストを抑えつつプレイに必要な性能を確保できます。

★アプライド公式の自作PC組み立て専用ページの様子

また、アプライドは実店舗が全国に多くあり、実際にパーツを手に取ったり店舗スタッフに直接相談したりすることもできるので、オンラインでも実店舗でも対応できるのも強みです。

参考:光るパーツで組むPC組み立てイベント(アプライド公式サイト)


その他で販売している自作PCキット

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング

その他にも、Amazonや楽天市場やYahoo!ショッピング、秋葉原の専門店など各所で独自の自作PCキットが販売されていることが多いです。

特に、秋葉原ではショップオリジナルの数量限定キットや、ジャンクパーツを含む格安セットが販売されることがあります。こうした店舗では価格は魅力的ですが、中には保証が限定的であったり、初心者には組み立て難易度が高い場合もあるため、事前の知識や下調べは必須です。

自作PCのメリット

自作PCには、既製品にはない多くの利点があります。パーツを自由に選べるため、用途や予算に合わせて柔軟に構成でき、性能やデザイン、拡張性を自分好みに最適化できます。以下では、代表的なメリットを詳しく見ていきます。

メリット➀:自作でしかできない「光るパソコン」や「小さいパソコン」も作れる

自作PCの魅力のひとつは、見た目を自由に決められることです。既製品のパソコンはデザインが限られていますが、自作ならケースの大きさや形、色を自分の好みに合わせて選べます。

たとえばLEDを組み込んで光るパソコンにしたり、コンパクトなケースを使って机の上にすっきり置ける小さいパソコンを作ったりすることも可能です。パーツやケースは多くのメーカーから販売されており、見た目を重視する人にとっては自作ならではの楽しさがあります。

メリット➁:用途に合わせた性能の最適化

自作PCでは、必要な性能に直結するパーツを重点的に強化できます。例えば、3Dゲームや動画編集などグラフィック性能を求める場合はGPUを高性能モデルに、プログラミングや仮想環境の構築などメモリ容量を重視する用途ならRAMを大容量にするなど、目的に応じた予算配分が可能です。

メーカー製PCでは一律の構成が多く、特定パーツのみ強化されているモデルは割高になることがありますが、自作では不要なパーツを省き、その分を必要な部分に回せます。

メリット➂:【メンテナンス性】パーツが故障しても自分で交換できる

自作PCは組み立てを自分で行うため、どのパーツがどこに入っているかを把握できます。これによってパーツが故障した場合でも原因を見つけやすく、必要な部品だけを交換して使い続けられます。

メーカー製PCの場合は修理に出す必要があったり、特定の部品しか取り付けられなかったりすることがありますが、自作なら自由度が高いのが利点です。さらに、メモリやストレージの増設も容易にできるため、性能を長く維持することにもつながります。

メリット➃:拡張性と将来性の高さ

自作PCは、パーツの交換や増設が容易であることが大きな強みです。マザーボードやケースの規格を押さえておけば、数年後でも最新のGPUやストレージを追加して性能を延命できます。

特にATX規格のケースやマザーボードは拡張スロットやM.2スロットの数が多く、長期的なアップグレード計画に適しています。

また、パソコンを長く使いたいと考える人にとっても必要に応じて耐久性に優れたパーツを自分で選べるため自作PCは有利です。

例えば電源ユニットやマザーボードは品質によって寿命が大きく変わります。信頼性のあるメーカーの製品を組み合わせることで、故障リスクを減らし、長期間安定して使い続けることが可能です。

また、性能が不足してきた場合でも部分的にパーツを交換すれば済むため、買い替えよりもコストを抑えられます。こうした積み重ねが結果的にパソコンの寿命を延ばすことにつながります。

コストパフォーマンスの向上

新品パーツだけでなく、中古やアウトレットのパーツを組み合わせることでコストを大幅に抑えることが可能です。また、セール時期や海外通販を利用すれば、同等性能のメーカー製PCより安く仕上げられるケースも多いです。ただし、為替や輸送費、保証条件の違いには注意が必要です。

自作することで自分の知識が深まる

自作PCの組み立ては、パーツの役割や構造、動作原理を理解する良い機会になります。

BIOS設定やドライバの導入、トラブルシューティングを経験することでPCに関する知識が深まり、故障時の自己解決能力も向上します。

この知識は将来のパーツ交換や新規組み立てに直接役立つ経験になるので、その部分を得る機会になるという見方もできます。

自作PCのデメリット

前述の通り自作PCは多くの利点がある一方で注意すべき欠点やリスクも存在します。

特に自作PCを始めるにもそれなりに費用が掛かるので、購入後のトラブルや後悔を防ぐためにも必ずこれらのデメリットがある事を理解しておくべきです↓

初期不良や相性問題

パーツ同士の互換性はスペック表で確認できますが、稀に相性問題が発生することがあります。

BIOSのバージョン違いやメモリのチップ構成、電源の品質などが原因となる場合があり「起動しない」「動作が不安定」といった不具合が生じる可能性があります。

メーカー製PCのような一括保証がないため、各パーツごとに保証を受ける必要があります。

初期コストが予想以上に高くなる場合がある

構成を自由に決められるため、性能や品質を求めていくうちに予算が膨らみやすい傾向があります。

特に高性能GPUや最新世代のCPUは単体価格が高く、付随するマザーボードや電源ユニット、冷却システムのコストも上昇します。結果的にメーカー製のハイエンドモデルと同等、またはそれ以上の価格になる場合もあります。

サポート体制の不足

メーカー製PCでは一括サポートが受けられますが、自作PCではサポート範囲がパーツごとに分かれます。

そのため、問題が発生した場合はどのパーツが原因かを特定し、該当メーカーに個別対応を依頼する必要があります。このサポートを依頼するプロセスでも知識や時間が必要になります。

組み立てや設定の難易度

初心者にとっては組み立て作業やBIOS設定、OSインストールが負担となることがあります。

また、静電気によるパーツ破損や配線ミスなど、作業ミスによるトラブルリスクも存在します。

事前に組み立て手順や注意点を学ぶことで軽減できる部分ですが、逆に言うと知らないと起こり得るトラブルとも言えます。

自作PCの基本 -組み立てに必要なパーツ

自作PCを構築するためには、複数の主要パーツを正しく選び、適切に組み合わせる必要があります。

それぞれの役割や選び方を理解しておくことでパフォーマンスや安定性、将来の拡張性に大きな差が生まれます。以下では、自作PCの核となるパーツについて初心者にも分かりやすく、詳細に解説します↓

CPU(中央演算処理装置)

CPUはコンピュータの中枢であり、命令を解釈・実行する役割を担います。クロック周波数(GHz)、コア数、スレッド数が性能を左右し、用途に応じた選択が必要です。

例えば、オフィス作業やWeb閲覧では4コア8スレッド程度のCPUでも十分ですが、動画編集や3Dレンダリングなどの高負荷作業では8コア16スレッド以上が望ましいとされています。

現在主流のソケット規格は、IntelならLGA1700やLGA1200、AMDならAM5やAM4があり、マザーボードとの互換性確認が必須です。消費電力(TDP)は冷却や電源容量の設計に直結します。TDPが高いCPUは高性能ですが、発熱が増えるため適切な冷却システムが必要です。

メモリ(RAM)

メモリは作業領域として、同時に処理するデータを一時的に保存します。

容量は一般的な用途では16GBが推奨され、ゲームや映像制作では32GB以上が安定動作の基準となります。規格にはDDR4とDDR5があり、DDR5は高い転送速度と効率を持つ一方、価格が高めです。

メモリ速度(例:3200MHz、5600MHz)やレイテンシ(CL値)もパフォーマンスに影響を与えるため、CPUとマザーボードの対応表を確認した上で選択することが重要です。

グラフィックボード(GPU)

GPUは画像や映像の描画処理を担当します。ゲームプレイや3DCG、機械学習などでは必須となり、性能はGPUコア数、VRAM容量、メモリバス幅などで判断します。

エントリークラスではVRAM 8GB程度のモデルが主流ですが、4K解像度や高度な映像編集には12GB以上が望まれます。消費電力が高いモデルも多く、電源ユニットの容量やコネクタ形状(PCIe 8ピンや新しい12VHPWR規格)との適合を確認する必要があります。

ストレージ

ストレージはデータやOS、アプリケーションを保存する役割を持ちます。

主流は高速なNVMe接続のSSDで、読み込み速度は最大で7,000MB/sに達する製品もあります。一般的な用途では500GB〜1TBを確保し、動画やゲームを多く保存するなら2TB以上が安心です。

HDDは大容量を低コストで確保できますが、読み書き速度はSSDに劣ります。OSや主要アプリはSSD、バックアップやアーカイブ用にHDDを組み合わせる構成が多く採用されています。

マザーボード

マザーボードは各パーツを接続し、通信を制御する基盤です。

対応CPUソケット、チップセットの機能(PCIeの世代やレーン数、USBポートの規格など)、拡張スロットやM.2スロットの数などが選定のポイントです。ATX、MicroATX、Mini-ITXといったサイズ規格があり、ケースの大きさや拡張性に影響します。

また、VRM(電源回路)の品質は安定性やオーバークロック耐性にも関係するため、特に高性能CPUを搭載する場合は重要です。

電源ユニット

電源ユニットは安定した電力供給のための要となるパーツです。

出力容量はシステム全体の最大消費電力に対して30〜50%の余裕を持たせるのが目安です。変換効率の高さを示す80PLUS認証(Bronze、Gold、Platinum、Titaniumなど)は、効率だけでなく発熱や騒音にも関わります。

ケーブルの着脱が可能なフルモジュラー式は配線の自由度が高く、ケース内のエアフロー改善にも寄与します。

PCケースと冷却ファン

PCケースはパーツを保護し、内部の冷却気流を形成します。

対応するマザーボードサイズやGPUの最大長、CPUクーラーの高さ制限など、寸法面の確認が必要です。ケースファンは吸気と排気のバランスが重要で、フロントから吸気、リアとトップから排気する構成が一般的です。

静音性を重視するなら、低回転でも風量を確保できる大型ファン(140mmなど)を採用する方法があります。

OS(オペレーティングシステム)

自作PCはパーツ単位で販売されるため、OSは別途用意する必要があります。最も一般的なのはMicrosoft Windowsで、パッケージ版やオンラインコード版が流通しています。

Linux系OSを利用する場合は無料で入手できるディストリビューションも多く、サーバー用途や学習用として人気です。OSのインストールメディアはUSBメモリを利用するのが主流で、BIOS(UEFI)の設定変更を伴う場合もあります。

これらのパーツを適切に組み合わせることで、自作PCは目的に応じた最適な性能を発揮します。各パーツの選定時には、互換性・消費電力・冷却性能・拡張性を総合的に検討し、長期的な運用計画に沿った構成を目指すことが安定動作の鍵となります。

PCパーツの選び方と注意点

自作PCのPCパーツを選定する際は、単に性能だけを見るのではなく用途と予算のバランスを軸に計画的に進めることが求められます。(予算が決まっている場合)

選び方&注意点➀:まず用途を決める

まず最初に明確にすべきは「PCをどのような目的で使うか」という優先順位です。用途に応じて重視すべきパーツが異なり、それが予算配分にも直結します。

分かりやすい例では、ゲーミング用途であればグラフィックボード(GPU)が最も重要な投資対象になります。

最新のPCゲームは高解像度・高フレームレートを実現するために強力なGPUを必要とし、特にレイトレーシング対応タイトルや4Kゲームプレイではハイエンドモデル(例:NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti以上)を検討することが推奨されます。

逆に、動画編集や3DCGレンダリングなどのクリエイティブ用途では、CPUとメモリの性能が作業効率に直結します。エンコード処理や3Dモデリングはマルチスレッド性能の高いCPU(例:AMD Ryzen 9 7950X、Intel Core i9-13900Kなど)が有利で、メモリは32GB以上が望ましいです。

さらに、ストレージ選びもOSやアプリケーションの動作速度に直結する要素で、NVMe接続のSSDを採用することで読み書き速度がSATA SSDの数倍に達します。例えばPCIe Gen4対応NVMe SSDでは読み込み速度が最大7,000MB/sに達する製品もあり、大容量データの編集やロード時間短縮に効果的です。

選び方&注意点➁:互換性の確認:

性能の高いパーツを選んでも互換性がなければ正しく動作しません。

特に互換性において注意が必要なのはCPUとマザーボードのソケット規格です。例えば、Intel第13世代CoreシリーズはLGA1700ソケット、AMD Ryzen 7000シリーズはAM5ソケット専用であり、異なる規格間での互換性はありません。マザーボードの対応BIOSバージョンやチップセットも事前に確認する必要があります。

メモリについては、規格(DDR4、DDR5)と動作周波数(例:3200MHz、5600MHzなど)がマザーボードの仕様に適合しているかをチェックします。DDR5はDDR4に比べ帯域幅が広く、省電力化されている一方で価格は高めです。ここは用途と予算に応じて選択しましょう。

また、ケースの対応フォームファクタも重要です。フルタワーやミドルタワーのケースはATXマザーボードに対応しますが、コンパクトPCを組む場合はMicroATXやMini-ITX対応ケースが必要です。このフォームファクタによって拡張スロットや冷却能力も変わるため、事前の確認が欠かせません。

選び方&注意点➂:電源容量と安定性:

電源ユニットはシステムの安定稼働に直結するパーツです。電源ユニットを選ぶ際は、システムの最大消費電力を算出し、その1.5倍から2倍程度の容量を確保することが望ましいとされています。

これは、瞬間的な高負荷や将来のパーツ増設にも余裕を持たせるためです。例えば、構成全体で最大450Wを消費するPCであれば、750W〜850W程度の電源が適しています。

さらに、80PLUS認証(Bronze、Silver、Gold、Platinum、Titaniumなど)のグレードも確認しましょう。認証グレードが高いほど電力変換効率が優れており、発熱や電力ロスを低減できます。特に長時間稼働するワークステーションやゲーミングPCでは、安定性と省エネの両立が可能になります。

選び方&注意点➃:冷却設計とエアフローの最適化:

PCの安定動作とパーツ寿命の延長には適切な冷却設計が不可欠です。冷却性能を高めるためにはケース内のエアフロー設計が重要な役割を果たします。

一般的には前面や底面から吸気し、背面や上部から排気する構成が推奨されます。この際、吸気よりも排気をやや強めにする「負圧」環境を作ることで、ケース内部の熱を効率的に排出できます。ただし、極端な負圧は外部からのホコリ吸引を増やすため、フィルターの設置や定期的な清掃が必要です。

冷却方式には、空冷と水冷があります。空冷クーラーはメンテナンスが容易でコストパフォーマンスに優れていますが、ハイエンドCPUやOC(オーバークロック)環境では高性能な水冷クーラーが有効です。特に240mmや360mmラジエーターを備えた簡易水冷は、熱負荷の高いCPUでも温度を安定させる能力があります。GPUについても、ケースのサイズや冷却能力に応じて、リファレンスモデルかカスタムクーラー搭載モデルを選びます。

また、冷却性能はファンの数や配置だけでなく、回転数(RPM)や風量(CFM)、静圧(mmH2O)などのスペックにも左右されます。高静圧ファンはラジエーターや密度の高いヒートシンクに適しており、逆に高風量ファンはオープンスペースでのケース内エアフロー改善に向きます。

選び方&注意点➄:OSの選択とライセンス形態:

自作PCキットには多くの場合OSが含まれていません。そのため別途用意&導入する必要があります。一般的にはWindowsが選ばれますが、用途によってはLinuxディストリビューションを採用するケースもあります。

Windowsの場合、ライセンス形態にはDSP版、パッケージ版、オンラインコード版などがあります。DSP版はPCパーツ(主にマザーボード)とセットで販売されるため安価ですが、そのパーツと紐づくため、将来的なマザーボード交換時にライセンスが引き継げない場合があります。パッケージ版やオンラインコード版は価格がやや高いものの、複数回のハードウェア変更にも対応可能です。

Linuxは無料で利用できるオープンソースOSで、UbuntuやFedoraなど多くのディストリビューションがあり、サーバー構築やプログラミング用途に向いています。ただし、ゲームや商用ソフトの互換性はWindowsに劣る場合があるため、選定時に注意が必要です。

自作PCや自作PCキットに関する疑問やよくある質問

自作PCキットは初心者でも組み立てられますか?
ガイドに沿って進めれば可能です。相性面や配線の不安がある場合は、キットを選ぶか、組み立て代行や店頭サポートがあるものを選択&活用することで難易度を下げられます。
OSはどう準備しますか?
多くのキットはOS別売りなので、パッケージ版やオンラインコード版を購入し、USBメディアからインストールします。光学メディア付属の場合はドライブの有無も確認してください。
電源容量はどのくらいが目安ですか?
構成の合計消費電力を見積もり、将来の強化や変換効率を考えて約2倍を上限目安に余裕を持たせます。グラフィックボードの補助電源コネクタ規格も確認してください。
自作PCにグラフィックボードは必須ですか?
3DゲームやGPU依存の制作を行うならグラフィックボードは必須です。

事務作業やWeb中心なら内蔵GPUで開始し、必要になった段階で増設するという選択もありで、初期費用を節約できる可能性があります。

ベアボーンキットと自作PCキットの違いは?
ベアボーンは主要部が組み込み済み(半完成品でメモリ、ストレージ、OSを別途購入&組み込みます)で、キットよりさらに手間を省けます。自由度はキットの方が高い傾向にあります。
PCの静音性を高めるコツは?
効率のよい電源、静音性に配慮したケースとファン、ファンカーブの最適化、振動対策を組み合わせます。エアフローの直線性も有効です。
パーツ以外に必要になる工具はありますか?
プラスドライバーが必須です。ラジオペンチ、ニッパー、結束バンドがあると配線整理がしやすくなります。