「Androidはダサい」って本当?中学生・高校生の本音とiPhone率【2024年最新】

AndroidじゃなくてiPhoneを使っている中学生

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中学生・高校生にAndroidはダサいって本当?

近年子供のスマホ所有率が上がっていることが話題になりますが、中学生や高校生の間でスマホの機種について「Androidはダサい」という認識があるようですね。

iPhoneと言えば定価12万円を超えるAppleブランドの高級スマホです。大人からすると「子供に高価なiPhoneなんて贅沢じゃない?」と思ってしまう所ですが、どうやら中高生くらい子供の間では端末の価格が高価かどうかは関係なく、確かに「iPhone > Android」という認識が一定数存在するようです。

もちろん大人からすればこれは完全に主観的な見解に過ぎないのは言うまでもありません。

Android端末も多様な魅力を持っており、使い勝手やカスタマイズ性の高さではiPhoneを凌ぐ面もあります。このため、「ダサい」というレッテルは、社会的なステレオタイプや流行に左右されやすい若年特有の現象とも言えるのかもしれません。

しかし実際に中学生や高校生の間での「Androidはダサい」という認識があるのは事実で、それが学生生活に多少なりとも影響が出る可能性もあるのです。

「アンドロイドいじめ」は本当にある?

流石に高校生になるとほとんどないと思いますが、スマホデビューが最も多い中学生くらいの年齢だと、いわゆる「アンドロイドいじめ」が一部存在することも事実です。

Yahoo知恵袋で以下のような質問がありました↓

質問者「高校生でアンドロイドって、いじめの対象になるんですか?」
 
ベストアンサー「絶対とは言えないけど、スマホの機種でいじめとか馬鹿馬鹿しいことする人ほぼいないと思いますね。
経験談なんですが、自分はAndroid使用していた時期があって同級生から「お前Androidなん笑」とバカにされた時は「iPhoneのいい所言ってみて。シンプル、性能が高い以外で」って言うとだいたい黙り込んでましたね。」

“いじめ”という程ではありませんが、やはり中学生や高校生には「Androidの方がiPhoneよりも価値が低い」というような認識が根底にあるようにも思えます。

これは、「●●だけiPhoneじゃない」といったような同調圧力・集団内での統一感を求める心理が原因となっている場合で起こることも多いです。

ある程度年齢が上がれば「本来スマートフォンはその機能や使いやすさが最優先されるべきで、ブランドやOSで価値を判断するのはナンセンス」というのが分かるようになってきます。

実際の中高生のスマホ所有率とAndroid・iPhone率

という事でここからは、最新の統計を基に中学生と高校生のスマホの所有率と「iPhone所有率」「Android」所有率がどの程度なのかを確認していきましょう。

以下はMMD研究所が2023年11月に発表した「スマートフォンOSのシェア」の統計調査の結果になります↓

MMD研究所のスマホのOSシェアの年代別の統計調査結果(2023年分)
参考:メイン利用スマホのOSシェア、iPhoneが50.0%、Androidが49.7%(MMD研究所)

全世代のiPhoneとAndroidのシェアは50.0%:49.7%とほぼ半々になっているのに対して、10代男性の場合はiPhoneが78.8%、10代女子が84.9%と圧倒的にiPhoneのシェアが高いことが分かります。

【年代別・男女別のiPhone/Androidの所有率(2023年統計結果)】

年代 男性
/Android率
女性のiPhone率
/Android率
全世代平均 iPhone:50.0%
Android:49.7%
10代 iPhone:78.8%
Android:21.3%
iPhone:84.9%
Android:15.1%
20代 iPhone:73.8%
Android:26.1%
iPhone:81.9%
Android:18.0%
30代 iPhone:48.3%
Android:51.5%
iPhone:58.5%
Android:41.4%
40代 iPhone:39.3%
Android:60.3%
iPhone:46.4%
Android:53.4%
50代 iPhone:39.0%
Android:60.7%
iPhone:43.5%
Android:56.1%
60代 iPhone:37.0%
Android:62.4%
iPhone:38.4%
Android:60.9%

上記のように2023年時点でも10代は男女ともにiPhone所有率が全世代の中でも最も高く、Android率でみると男子が21.3%、女子が15.1%とかなりの少数派である事実が分かります。

特に女子のiPhone率は全世代でトップの約85%にもなる

特に10代女子のiPhone所有率は全世代で最も高い84.9%にもなり、「20人いたらAndroidは3人」というほどAndroidが少ないのが分かります。

大人側の主張では色々言いたい事はありますが、10代女子の間ではiPhoneを持つことが一種のステータスとなっている傾向もあるようで、「Androidがダサい」と言うよりは「周りの過半数がiPhoneを使っている」という面が大きいようです。

なんでiPhoneがここまで人気?中学生・高校生にiPhoneが選ばれる理由

中学生や高校生の子供の間でiPhoneがここまで人気な理由は一体何なのでしょうか。中学生や高校生がiPhoneを選ぶ理由を3つ紹介します。

➀操作が簡単で分かりやすく安全性も高い

iPhoneは使い方が非常にシンプルです。ホームボタン一つで多くの操作ができるため、初めてスマホを使う子どもでも直感的に操作が可能です。また、iPhoneはウイルスに感染しにくいと言われています。Appleが提供するアプリストアでは、アプリが厳しい審査を受けるため、安全性が高く保たれています。つまり、子どもが安全にインターネットを楽しめる環境が整っているのです。

➁友達とのつながり

中学生や高校生にとって、友達とのコミュニケーションは非常に大切です。iPhoneには、iMessageやFaceTimeといった、iPhone同士なら無料で使えるメッセージやビデオ通話の機能があります。これにより、友達とのやり取りがスムーズになり、より密接な関係を築くことができるようになります。2023年の調査によると、iMessageやFaceTimeを使うことがiPhoneを選ぶ大きな理由の一つになっています。

➂自分だけのスマホにできる

子どもたちにとって、スマホは自分を表現するツールの一つと言えます。iPhoneでは豊富なケースやアクセサリーがあるので自分だけのスマホにカスタマイズすることができます。

また、アプリストアには教育や趣味、ゲームに至るまで様々なアプリが揃っていて、自分の興味に合わせて自由に選ぶことが可能です。こうした「自分らしさ」を大切にできる点も、中学生や高校生にとって魅力的な理由となっています。

これらの理由から、iPhoneは中学生や高校生にとって魅力的な選択肢となっており、その人気は今後も続くことが予想されます。安全性と使いやすさ、そして友達とのつながりや自己表現ができる環境が、iPhoneを選ぶ大きな理由です。

個人的にはiPhoneが日本に入ってきてソフトバンクが2008年に販売し出した辺りで絶大なiPhoneブームがあり、そのiPhoneユーザー世代の子供がスマホデビューする際に両親と同じiPhoneを選びやすいというのもあると思います。

中学生・高校生にandroidはダサいの真相 実際の意見

ここまでで中学生や高校生にとってスマホはiPhoneが主流でAndroidが少数派という環境にある事が分かりました。

次に実際に中学生や高校生がAndroidをダサいと認識していることが分かる意見やリアルな声もあったので紹介します↓

本当に保護者側からしたら「こんな理由で10万円以上のiPhoneを選ぶのか…」と言った感じでしょう。

特に「「格安スマホを中学生の娘に与えたら泣かれた」お父さんの嘆きが話題」というのは私も個人的にも衝撃で、「中学生にはそこまでAndroidがダサいという感覚が強いものなの?」と。

理由は「デザインが格好悪くて恥ずかしい」からとの事です。うーん。

参考:「格安スマホを中学生の娘に与えたら泣かれた」お父さんの嘆きが話題

中高生のスマホをAndroidにするメリット

という事であまりにもAndroidが不憫なのもあって、Androidの良いところ、Androidを選ぶメリットも挙げてみます。

Androidスマホを選ぶメリットとしては、価格の手頃さやカスタマイズ性の高さが挙げられます。また、幅広いメーカーから様々なスペックの端末が選べるため、自分に合った一台を見つけやすいという利点もあります。

Androidのメリット➀:コストパフォーマンス(安い)

Androidスマホの大きな魅力の一つがその価格の手頃さです。(保護者視点ですが)

2023年時点での機種をみると、中学生や高校生に人気のAndroidスマホの中には2万円台から購入できるモデルも多数あります。

一方で、新しいiPhoneモデルの価格が10万円を超えることが多い中、Androidスマホはお小遣いでも購入しやすい価格帯が魅力的です。また、性能面でもコストに見合った高い性能を持つ機種が多く、日々の学習や趣味、SNSの利用に十分対応できます。

特にアルバイト可能な高校生になるとこの価格の違いがどのくらいの意味を持つのか理解できるようになってくるかもしれませんね。(なれ)

Androidのメリット➁:メリットカスタマイズ性

Androidスマホは画面の見た目や操作感を自分好みにカスタマイズできる自由度の高さがあります。

例えば、ホーム画面のアイコンの配置やデザイン、フォントの種類など、自分だけのスマホにする楽しみがあります。また、Google Playストアには100万以上のアプリがあり、学習アプリからゲーム、趣味に関するアプリまで、自分の興味に合わせて選べます。

このように、自分だけのスマホ環境を作り出すことができるのも、Androidの大きな魅力です。

Androidのメリット➂:多様な機種選択

Androidスマホは世界中の多くのメーカーが様々なモデルを提供しています。

これにより、大画面が好きな人からコンパクトサイズを好む人、高性能カメラを求める人から長時間バッテリーを重視する人まで、一人ひとりのニーズに合ったスマホを見つけることが可能です。

例えば、2023年には5G対応でバッテリー持続力が高いモデルや、水に強い耐水性能を備えたスマホなど、多彩な選択肢があります。(最近では折りたたみできる機種もAndroidで出ていますし)

これらのメリットを考えると、Androidスマホは中高生にとって非常に魅力的な選択肢となります。価格の手頃さで購入しやすく、自分好みにカスタマイズできる楽しさ、そして自分のニーズに合わせた多様な機種から選べる点が、Androidスマホを選ぶ大きな理由となっています。

中学生や高校生にお勧めスマホ機種【iPhone編】

と言うことで2024年時点で中学生や高校生におすすめできるiPhone機種を「安さ」という観点で挙げてみました↓

【iPhoneSE(第三世代)】:最もリーズナブルなスーパーエディションのiPhone

iPhoneSE(第三世代)の外観&カラーバリエーション

学生に特に人気のiPhoneですが、実際には軒並み定価10万円以上する高級ブランド”Apple”のスマホです。

そんな中iPhoneSE(第三世代)は2022年3月に発売された廉価版モデルのSE(スーパーエディション)シリーズで、本体定価は6~7万円台と他のiPhoneモデルに比べて半額近くまで安いので学生のスマホデビューには最もお勧めの機種です。

また本体価格は安いですが、処理能力を司るCPU部分のチップはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載しているのでスペックは充分高く、ミニサイズのiPhone13といった感じです。

【iPhoneSE(第三世代)の特長】
  • 最新iPhoneの中でも特に安く購入できる(2022年3月発売モデル)
  • CPUはiPhone13シリーズと同じA15Bionicチップを搭載
  • ホームボタンがあり小型で持ち歩きやすい
【iPhoneSE(第三世代)の販売キャリア】
  • Apple公式(端末だけ)
  • 楽天モバイル
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • ワイモバイル
  • UQモバイル

【認定中古iPhoneシリーズ】リユース整備品なら格安でiPhoneが購入可能

docomoの認定中古iPhoneSE(第二世代)の相場

続いて安く購入できるiPhoneとして、現在ドコモ、au、ソフトバンクで販売している「Certified」と呼ばれるリユースiPhoneがあります。

これらの認定中古iPhone(リユース)は下取りプログラムやアップグレードプログラムなどで回収したスマホの中から厳選した状態の良いものを検査・初期化してリユース品として販売しています。

なので補償サービスに加入できるなど状態もよく安心して購入できるのと何より圧倒的に安いです。

ちなみにAndroid機種の中で中高生にお勧めできる機種は以下の通りです↓

【中学生や高校生にお勧めできるAndroid機種】
  • Google Pixel 7(Google製):ドコモ/au/SoftBank/Y!mobileで取扱有
  • Xperia 10 IV (Sony製):ドコモ/au/Softbank/楽天モバイルで取扱有
  • TONEe22:子供向け格安SIM「トーンモバイル」の専用機
  • Rakuten Hand 5G (楽天モバイルオリジナル機種)※現在販売終了

中学生・高校生にお勧めのスマホ機種の選び方は以下のページでも詳しく解説されているので是非参考にしてみて下さい。

参考:【2024年最新】中学生におすすめのスマホ機種ランキング iPhone・Android

安いiPhoneを持たせれば万事解決!iPhoneSE(スーパーエディション)や認定中古なら比較的安価にiPhoneを持たせられる

特にiPhoneはAndroidに比べてほぼすべてのモデルが高額ですが、一部廉価版のiPhoneSE(スーパーエディション)シリーズなら定価6~7万円で購入できるのでお勧めです。

iPhone端末代に加えて毎月の通信費までケアするなら、ワイモバイルやUQモバイルに新規契約や乗り換え(MNP)した上でiPhoneSE(第三世代)を購入することで最大22,000円の端末値引きが適用されるのでお勧めです。

特に直近ではiPhoneの中古需要が高まっているので「認定中古iPhone」もかなりアリだと思いますし、保護者が昔機種変更前に使っていたiPhoneをお下がりで持たせるというパターンも結構人気があります。

とにかく安くiPhoneが手に入れば大体解決するんですが。Appleさん、アカデミック版のiPhoneを出すというのはどうでしょうか。