DTM・DAW音楽制作におすすめのノートパソコン3選 選び方と推奨環境・注意点

ノートパソコンを使って音楽制作をしている若者

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先に結論から述べると、DTM・DAWなど音楽制作にお勧めできるノートパソコンとしてお勧めできるのが、ドスパラの『GALLERIA(ガレリア) 音楽制作向けモデル』でしょう。
 
ガレリア×Wurts
 
ドスパラのGALLERIA(ガレリア)シリーズの中でも、「音楽制作向けモデル」はDAWを駆使した音楽制作に十分なスペックを備えています。
 
Cubase 13、Ableton Live 11、Studio Oneなどの定番のDAWソフトの動作検証済なので安心して使えますし、多くの方に支持されている「Cubase」のLE版が同梱されているモデルなのでお勧めできます↓(ノート&デスクトップのラインナップ有)
 

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目次
  1. そもそもDTMとは?DTMに必要なものは?
  2. DTM・音楽制作向けノートパソコンの選び方:必要なスペックはどのくらい?
  3. DTMにはWindows(Win)とMacどっちがいいのか
  4. DTMにはデスクトップとノートパソコンはどっちがいいのか
  5. 中古品のノートパソコンはどう?メリットとデメリット注意点
  6. DTM・音楽制作向けノートパソコンのおすすめメーカー3選
  7. DTM・音楽制作向けノートパソコンのおすすめ3選
  8. DTM・音楽制作向けデスクトップパソコンのおすすめ3選
  9. DTMで使う定番のソフト3選
  10. DTM・音楽制作用のパソコンに関する疑問やよくある質問

そもそもDTMとは?DTMに必要なものは?

DTM(デスクトップミュージック)は、パソコンを使って音楽を作ることを指します。

初心者でも楽器が弾けなくても、パソコンとソフトウェアを活用すれば、自宅で本格的な音楽制作が可能です。ここでは、DTMの基本的な概要と、必要な機材について解説します。

DTMとは?

DTM(DeskTop Music)とは、パソコンを使って作曲や編曲、録音、編集を行う音楽制作の方法です。音楽制作には、通常「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)」と呼ばれるソフトを使用します。

【DTM(DeskTop Music)の特徴】
  • パソコン1台で作曲・編曲・録音・編集が可能
  • 楽器が弾けなくても、MIDIやソフト音源を使って作曲できる
  • スタジオに行かなくても、自宅でプロレベルの楽曲を制作できる

近年では、YouTubeや配信サービスで自作の楽曲を発表する人も増えており、DTMの需要が高まっています。

DTMに必要なもの

DTMを始めるには、パソコンのほかにいくつかの機材が必要です。用途や予算に応じて選びましょう。

1. パソコン(PC):

DTMの中心となる機材です。作業内容によって必要なスペックが異なりますが、基本的には「Core i5以上のCPU・16GB以上のメモリ・SSD搭載」のパソコンが推奨されます。(必要スペックの詳細については後述)

2. DAWソフト(音楽制作ソフト):

DAW(Digital Audio Workstation)は、DTMに欠かせないソフトウェアです。有名なDAWには以下のようなものがあります。

【初心者向け】
  • GarageBand(Mac専用) → 無料で使える手軽なDAW
  • Studio One Prime → 無料版あり、操作がシンプル
【本格派向け】
  • Cubase → プロも使う定番ソフト、幅広い機能
  • Ableton Live → 直感的な操作が魅力、EDMやDJ向け
  • Logic Pro(Mac専用) → Apple純正、高機能で使いやすい

3. オーディオインターフェース(録音機器)

楽器やマイクをパソコンに接続するための機器です。音質を向上させたり、遅延を減らしたりする役割もあります。歌やギターを録音するなら必須ですが、MIDI打ち込みメインなら不要な場合もあります。

4. MIDIキーボード(作曲補助)

MIDIキーボードがあると、ピアノのようにメロディを打ち込んだり、コードを入力したりできるので便利です。鍵盤のサイズや鍵数は用途に合わせて選びましょう。

5. モニタースピーカー / ヘッドホン

音楽制作では、正確な音を確認できる環境が重要です。一般的なPCスピーカーやイヤホンでは音が加工されているため、ミックスやマスタリング作業に向きません。モニタースピーカーやDTM用のヘッドホンを使うことで、クリアな音をチェックできます。

という事で今回はDTMのメインで必要になるパソコン選びについて詳しく解説していきます。

DTM・音楽制作向けノートパソコンの選び方:必要なスペックはどのくらい?

DTM(デスクトップミュージック)や音楽制作に適したノートパソコンを選ぶ際、パソコン側のスペックはとても重要です。

【DTM用パソコンの推奨スペックの目安】

項目 最低ライン 快適に使うなら
CPU Intel Core i5 / Ryzen 5 Intel Core i7 / Ryzen 7 以上
メモリ 8GB 16GB 以上(理想は 32GB)
ストレージ 512GB SSD 1TB SSD 以上 + 外付けHDD
GPU 基本不要(内蔵GPU) 動画編集もするなら GeForce GTX 1650 以上
画面サイズ 14インチ以上 15.6インチ以上(フルHD推奨)
USBポート USB-A×2 / USB-C×1 USBポート多めが理想

スペックが不足していると、ソフトがスムーズに動かず、作業効率が大幅に下がってしまいます。ここでは、DTM向けノートパソコンを選ぶ際に重視すべきポイントを解説します。

CPU(処理能力):

・最低:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 以上
・推奨:Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 以上

CPUはパソコンの「頭脳」にあたる部分で、処理速度を決める重要な要素です。DTMでは、同時に複数のトラックを扱ったり、高負荷なプラグインを使用したりするため、Core i5 / Ryzen 5 以上のCPUが必須となります。

特に、リアルタイムで録音や編集をする場合は、より高性能なCore i7 / Ryzen 7 以上のCPUが快適です。安価なモデルやCore i3では、動作が遅くなる可能性があるため避けたほうがよいでしょう。

メモリ(RAM):

・最低:8GB
・推奨:16GB 以上(快適に作業するなら 32GB も検討)

メモリは、パソコンの「作業スペース」にあたる部分です。DTMでは、DAW(音楽制作ソフト)や多数のプラグインを同時に使用するため、最低でも8GB、できれば16GB以上が推奨されます。

特にオーケストラ音源や高品質なソフトウェア音源を多用する場合は、32GB以上あると安心です。メモリが不足すると、動作が遅くなり、快適な音楽制作が難しくなります。

ストレージ(保存容量):

・最低:512GB SSD
・推奨:1TB SSD 以上(可能なら外付けHDDも併用)

DTMでは、楽曲データや音源ファイルの容量が大きくなるため、ストレージの選択も重要です。SSD(ソリッドステートドライブ)はHDD(ハードディスクドライブ)よりも高速で、データの読み書きがスムーズに行えます。

最低でも512GBのSSDを搭載したモデルを選びましょう。ただし、音源ライブラリやプロジェクトファイルが増えるとすぐに容量が足りなくなるため、1TB以上のSSDが理想的です。

また、データを長期間保存するために、外付けHDD(2TB以上推奨)を併用すると、パソコンの動作も軽快になります。

グラフィックボード(GPU):

・基本的に不要(CPU内蔵GPUでOK)
・動画編集や3D音楽制作をするなら GeForce GTX 1650 以上推奨

DTMでは、グラフィックボード(GPU)は基本的に必要ありません。ほとんどの音楽制作ソフトは、CPUの処理能力を重視しており、GPUの影響は少ないためです。

ただし、動画編集を兼ねる場合や、Cubase 13のようにグラフィック処理の負荷が高いDAWを使う場合は、GeForce GTX 1650 以上のGPUを搭載したモデルを選ぶとより快適になります。

ディスプレイ(画面サイズ):

・推奨:14インチ以上(解像度 1920×1080 以上)

DTMでは、画面にたくさんのトラックやプラグインを表示するため、画面サイズが大きいほど作業がしやすくなります。

14インチ以上のディスプレイがあれば、視認性が向上し、作業効率もアップします。また、解像度はフルHD(1920×1080)以上を推奨します。これより解像度が低いと、画面の情報量が少なくなり、操作しづらくなることがあります。

USBポートの数:

最低:USB-A×2 / USB-C×1(拡張性を考えるなら多めがベター)

DTMでは、オーディオインターフェースやMIDIキーボード、外付けストレージなどを接続するため、USBポートが多い方が便利です。

USB-Aポートが最低2つ以上あるモデルを選ぶと、複数の機器を同時に接続できます。また、USB-Cポートがあると最新の機器にも対応できるため、将来的にも安心です。

DTM・音楽制作向けノートパソコンの推奨スペックまとめ

DTM・音楽制作向けのノートパソコンを選ぶ際は、CPU・メモリ・ストレージを特に重視しましょう。スペックが不足すると、作業の遅延や動作不良が発生し、スムーズな制作が難しくなります。

DTM初心者の方は、最低でも「Intel Core i5 / Ryzen 5、メモリ16GB、SSD 512GB以上」のモデルを選ぶのがおすすめです。より快適な環境を求めるなら、「Intel Core i7 / Ryzen 7、メモリ32GB、SSD 1TB以上」のノートパソコンを選びましょう。

また、オーディオインターフェースや外付けストレージ、MIDIキーボードなどの周辺機器も考慮し、必要なUSBポートの数やディスプレイサイズもチェックしておくと、より快適なDTM環境を構築できます。

DTMにはWindows(Win)とMacどっちがいいのか

Windows-VS-Mac-OS

また、PCのOSを選ぶ際に「MACとWindowsのどちらを選ぶべきか」というのもDTM(デスクトップミュージック)を始める際には迷うところかもしれませんね。

MACとWindowsのどちらを選ぶべきかは、それぞれにメリットとデメリットがあり、どの環境が最適かは用途や予算によって異なります。ここでは、WindowsとMacの違いを詳しく解説し、DTM初心者に向いている選択肢を紹介していきます。

MacがDTMに向いている理由&デメリット

Mac-OSのロゴ

具体的にMac OS搭載パソコンをDTMで使うメリットとデメリットについてまとめると以下の通りです↓

【Mac OS搭載パソコンのメリットとデメリット一覧表】

メリット 安定した動作環境: MacはAppleがハードウェアとソフトウェアを一元管理しているため、システムの安定性が高いです。OSの互換性やドライバーの問題が少なく、DTMでのトラブルが起こりにくいのが魅力です。
Mac専用のDTMソフトがある: Apple製の「Logic Pro」や「GarageBand」はMac専用で、特にLogic Proはプロの現場でも使われる高性能なDAW(音楽制作ソフト)です。初心者でも直感的に操作でき、付属の音源やエフェクトも充実しています。
音楽クリエイターの間で普及率が高い: Macはクリエイターに人気があり、音楽制作業界では標準的なツールとして使われることが多いです。そのため、Macを選ぶとDTM関連の情報やサポートが得やすく、音楽制作に特化した環境を構築しやすいでしょう。
デメリット Windowsと比べて本体価格が高い: 同じ性能のWindowsパソコンよりも価格が高い場合が多い。
一部のソフトウェアやプラグインがWindows専用: 一部のソフトやゲームはWindows専用の場合がある。
カスタマイズや拡張性が低い: 購入後のスペック変更やパーツ交換が難しい。

WindowsがDTMに向いている理由&デメリット

windows11のロゴ

続いては、具体的にWindows OS搭載パソコンのメリットとデメリットについてまとめると以下の通りです↓

【Windows搭載パソコンのメリットとデメリット一覧表】

メリット 幅広い選択肢とコストパフォーマンス: Windowsはさまざまなメーカーから販売されており、スペックや価格帯の選択肢が豊富です。10万円前後でもDTMに適したスペックのノートパソコンを購入でき、コストパフォーマンスに優れています。
対応ソフトウェアや周辺機器が多い: DTM用のソフトウェアやオーディオインターフェース、MIDIキーボードなど、Windows対応の機材が豊富にあります。また、プラグインや音源ライブラリの互換性も高く、選択肢が広がるのがメリットです。
自作やカスタマイズが可能: Windowsパソコンは、メモリやストレージの増設がしやすく、必要に応じてスペックを強化できます。デスクトップPCなら、CPUの交換や拡張スロットの活用も可能です。
デメリット オーディオドライバの設定が複雑: WindowsにはDTM専用のオーディオドライバが標準搭載されていません。そのため、音の遅延(レイテンシー)を抑えるためには、ASIOドライバ(例:ASIO4ALL)やオーディオインターフェース付属の専用ドライバを導入する必要があります。設定を間違えると音が出なくなったり、遅延が発生したりするため、初心者にとっては難しいポイントです。
DAWやプラグインの互換性に注意が必要: 一部のソフトやプラグインはWindows専用の場合がある。
機種ごとにパフォーマンスの差が大きい: WindowsPCはメーカーやモデルが豊富で、スペックや性能が大きく異なります。そのため、同じ価格帯のパソコンでも、DTMの快適さに差が出ることがあります。特にCPUやメモリ、ストレージの性能が低いと、DTM作業中にフリーズや動作遅延が発生しやすくなるため、事前にしっかりとスペックを確認する必要があります。

WindowsとMacどちらを選ぶべき?

という事で、WindowsかMacか迷っている人の選ぶべきポイントを以下にまとめてみました↓

【MACとWindowsを選ぶべき人のポイント】

Macを選ぶべき人 Windowsがお勧めな人
・Logic Proを使いたい
・クリエイター向けの環境を求めている
・シンプルで安定したシステムが良い
・予算を抑えてDTMを始めたい
・さまざまなソフトウェアや機材を使いたい
・将来的にスペックをカスタマイズしたい

どちらのOSでもDTMは可能ですが、使用するソフトや機材の対応状況を確認し、自分の用途に合ったパソコンを選ぶことが大切です。

特に初心者は、「自分が使いたいDAWが対応しているか」を基準に選ぶと後悔のない買い物ができるでしょう。

DTMにはデスクトップとノートパソコンはどっちがいいのか

ノートPC-VS-デスクトップPC

DTM(デスクトップミュージック)を始める際、最初に悩むのが「デスクトップPCとノートPCのどちらを選ぶべきか?」という点です。それぞれにメリット・デメリットがあり、用途や作業環境によって適した選択肢が異なります。ここでは、デスクトップとノートパソコンの特徴を比較し、DTMに最適な選び方を解説します。

デスクトップPCのメリットとデメリット

具体的にデスクトップパソコンのメリットとデメリットについてまとめると以下の通りです↓

【デスクトップパソコンのメリットとデメリット一覧表】

メリット コストパフォーマンスが良い: デスクトップPCは、同じ価格帯のノートPCと比べて、より高性能なパーツを搭載できます。特に、CPUやメモリのスペックを重視するDTMでは、高性能なデスクトップの方が快適に作業できます。
拡張性が高い: メモリやストレージの増設がしやすく、将来的にスペックをアップグレードできます。DAW(音楽制作ソフト)のバージョンアップや、より多くのトラックを扱う際にも柔軟に対応できます。
静音性に優れている: デスクトップは大きな冷却ファンを搭載できるため、ノートPCよりも排熱効率が良く、ファンの音も抑えられます。録音時のノイズを気にする人にとって、静かな環境で作業できるのは大きなメリットです。
デメリット 持ち運びができない: デスクトップパソコンは設置型 のため、一度セットアップすると簡単に持ち運ぶことはできません。外出先で作業をする場合や、スタジオで録音する機会が多い人には向いていません。
モニターやキーボードを別途用意する必要がある: デスクトップパソコンを使う場合、モニター・キーボード・マウスなどの周辺機器を別途購入する必要 があります。ノートパソコンは本体だけで使えますが、デスクトップは周辺機器をそろえるための追加費用がかかる点に注意が必要です。
設置スペースが必要 デスクトップパソコンは、本体・モニター・キーボード・スピーカーなどを設置するスペースが必要 です。特に、作業デスクが狭い場合や、自宅の作業環境に余裕がない場合は、ノートパソコンの方が適しているかもしれません。

ノートパソコンのメリットとデメリット

具体的にノートパソコンのメリットとデメリットについてまとめると以下の通りです↓

【ノートパソコンのメリットとデメリット一覧表】

メリット 持ち運びができる: ノートPCの最大の魅力は、どこでも作業ができることです。カフェやスタジオ、ライブ会場など、外出先でDTMをしたい人には最適な選択肢になります。
コンパクトで場所を取らない: デスクトップPCと違い、ノートPCは省スペースで設置できます。作業スペースが限られている場合や、部屋のレイアウトを自由に変えたい人には便利です。
デメリット コスパはデスクトップに劣る: 同じ価格帯のデスクトップよりスペックが低い
排熱△な傾向: 排熱効率が悪く、長時間の作業でパフォーマンスが低下することがある
ポートが少ない: USBポートが少なく、オーディオインターフェースやMIDIキーボードの接続に困る場合がある

デスクトップかノートかの選び方のポイント

という事でデスクトップ型とノート型は一長一短となっており、どちらが向いているかは使い手のスタイルによって大きく異なります。

以下はデスクトップ型とノート型それぞれが向いている人の特徴をまとめてみましたので、自身の使い方から選ぶ際の参考にしてみて下さい↓

【デスクトップ型とノート型それぞれが向いている人の特徴覧表】

【デスクトップPCが向いている人】 【ノートパソコンが向いている人】
・家でじっくりDTMをしたい
・高性能なPCをコストパフォーマンスよく入手したい
・長時間の作業を快適に行いたい
・持ち運びながら作業したい
・自宅の作業スペースが限られている
・ライブやスタジオで使用する予定がある

基本的にDTMを快適に行いたいなら、デスクトップPCの方が適しています。性能の高さ、拡張性、静音性を考えると、コストパフォーマンスも優れています。

一方、ノートPCは外出先で作業する場合に便利ですが、性能面での妥協が必要になることもあります。

中古品のノートパソコンはどう?メリットとデメリット注意点

DTMを始めるにあたって「できるだけ安くパソコンを手に入れたい」と考える人は多いでしょう。その際に、中古のノートパソコンを選ぶのはアリなのか、気になるポイントです。

結論から言うと、DTM用途では中古品にはリスクがあるため慎重に選ぶ必要があります。ここでは、中古ノートパソコンのメリット・デメリット、選ぶ際の注意点を以下にまとめてみました↓

【中古のノートパソコンを選ぶメリットとデメリット一覧表】

メリット 価格が安い: 新品のノートパソコンと比べて、中古品は数万円単位で安く購入できることが多いです。特に、高性能なCPUや大容量メモリを搭載したモデルでも、中古なら手が届きやすくなります。
過去の高性能モデルが選べる: DTMではCPUやメモリが重要ですが、最新のエントリーモデルよりも、数年前のハイスペックモデルの方が性能が高い場合があります。例えば、数世代前のCore i7やRyzen 7を搭載したノートパソコンは、現在のエントリーモデルよりもDTMに適していることがあります。
すぐに手に入る: 新品のBTOパソコンは注文してから届くまで時間がかかることがありますが、中古品なら店舗やオンラインで購入すればすぐに使えるのがメリットです。
デメリット パーツの劣化による性能低下: パソコンは長く使うほどパーツが劣化します。特にバッテリー、ストレージ、冷却ファンなどは消耗しやすいため、中古品は新品よりも性能が低下している可能性があります。
保証やサポートが受けられない場合がある: メーカー保証が切れている中古品がほとんどのため、故障時の修理代が高くつく可能性があります。また、一部のモデルでは交換用パーツが手に入らないこともあるため、修理が難しくなるケースもあります。
スペックがDTMに適していないことがある: 中古のノートパソコンは価格重視で選ぶと、DTMに必要なスペックを満たしていない場合があります。特に、メモリ8GB以下やHDD搭載のモデルは、DTMには向きません。
OSやソフトの互換性に問題がある: 古いノートパソコンには最新のWindowsがインストールできない場合があり、DTMソフトやプラグインが正常に動作しないことがあります。特にWindows 10以前のOSを搭載している場合は注意が必要です。

中古のノートパソコンを選ぶ際の注意点

前述の通り中古のノートパソコンを選ぶメリットは費用が安く済む点に尽きますが、その分注意点も多いです。

中古品を購入する際には、そのPCの状態や保証期間など、いくつかの重要な注意点があるので解説していきます。

【中古のノートパソコンを選ぶ際のスペック面のチェックポイント】

CPUはCore i5以上、またはRyzen 5以上を選ぶ: DTMではCPUの処理能力が重要です。最低でもCore i5(第8世代以降)やRyzen 5以上を搭載したモデルを選びましょう。
メモリは16GB以上にする: DTMではソフトウェア音源を多く使うため、メモリが少ないと動作が重くなります。最低でも16GB、できれば32GB搭載しているモデルを選ぶのが理想です。
SSD搭載モデルを選ぶ: HDD搭載のノートパソコンは動作が遅いため、必ずSSD搭載モデルを選びましょう。DTMではファイルの読み書きが頻繁に行われるため、SSDの方が圧倒的に快適です。
バッテリーやストレージの状態を確認する: バッテリーの劣化が進んでいると、ACアダプターなしでは作業が難しくなります。また、中古のSSDやHDDは寿命が短く、購入後にすぐ交換が必要になる可能性もあります。
Windows 11対応モデルを選ぶ: DTMソフトは最新OSに最適化されていることが多いため、Windows 11に対応しているモデルを選ぶ方が無難です。古いモデルの場合、OSのアップグレードが難しいこともあるため注意が必要です。

中古のノートパソコンは価格が安いというメリットがありますが、スペック不足やパーツの劣化が原因で快適に作業できない可能性があります。特に、DTMはパソコンの処理能力が求められるため、適当に選ぶと動作が遅くストレスがたまることになります。

中古ノートパソコンを選ぶ際の品質の注意点

他にも中古品を購入する際には、そのPCの状態や保証期間など、いくつかの重要な注意点もあります。

まず中古品は保証が短いかない場合が多いです。そのため、購入後に故障が発生した場合、修理費用がかさむ可能性があります。

次に、中古パソコンは前の使用者によるパーツの劣化が進んでいることがあり、バッテリーの持ちやパフォーマンスが新品に比べて劣ることも少なくありません。

【中古ノートPCを購入時のチェックポイント】
  • バッテリーの寿命やメモリ容量ストレージの状態などを事前に確認
  • 購入元の信頼性
  • 保証の有無

特に購入元の信頼性は大切です。信頼できる業者から購入することで一定期間の保証がついてくる場合もあるので、フリマアプリやオークションサイトよりも、中古PC専門店やメーカーのリファビッシュ品を選ぶのが安心です。

DTM・音楽制作向けノートパソコンのおすすめ3選

という事で前述した基準を満たしたDTM・音楽制作向けノートパソコンを3種類紹介していきましょう🎵

【ドスパラ】GALLERIA RL7C-R35-C5N 音楽制作向けモデル (ノートパソコン)

ドスパラのGALLERIA DL7C-IG-C6 音楽制作向けモデルの本体の外観

【GALLERIA RL7C-R35-C5N の性能一覧】

機種名: GALLERIA RL7C-R35-C5N 音楽制作向けモデル
(ドスパラ)
価格: 137,980円(税込)
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-13620H
グラフィックス: GeForce RTX 3050 6GB LaptopGPU
メモリ(RAM): 16GBメモリ
ストレージ: 1TB Gen4 SSD
ディスプレイ: 15.6インチ液晶 (2560×1440)
本体サイズ&重量: ・サイズ:約 360(幅) x 244(奥行) x24(高さ)mm
・重量:約2.1kg
保証期間: 保証期間1年

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【レノボ】Lenovo IdeaPad Flex 5 (ノートパソコン)~10万円前後でDTMを始めたい人向け

LenovoのIdeaPad Flex 570(14型 AMD)の本体の外観

DTM用のノートパソコンとしては、最低でも10万円程度のスペックが必要ですが、Lenovo IdeaPad Flex 5は手頃な価格ながら、必要な性能を備えたモデルなので、特に初めてのDTMパソコンとしておすすめできます。

【Lenovo IdeaPad Flex 5 の性能一覧】

機種名: Lenovo IdeaPad Flex 5
(Lenovo)
価格: 91,760円(税込)
OS: Windows 11 Home 64bit (日本語版)
CPU: AMD Ryzen™ 7 5700U
/AMD Ryzen™ 5 5500U
メモリ(RAM): 16GB / 8GB
ストレージ: 512GB (PCIe NVMe/M.2)
/256GB (PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ: LEDバックライト付 14.0型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200ドット、約1,677万色、16:10) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり”
本体サイズ&重量: ・サイズ:約 313.1×224.9×17.8
・重量:約 1.55kg
【Lenovo IdeaPad Flex 5の特長】
  • 10万円以下で購入できるコスパの良さ
  • AMD Ryzen 5搭載で十分な性能:軽いDAWなら快適に動作する
  • Core i7以上のモデルと比べると処理速度は遅め
  • ストレージが512GBなので、音源をたくさん入れる場合は外付けSSDが必要

特に「初めてDTM用のノートパソコンを買う人」「予算を抑えながら快適な作業環境を作りたい人」にお勧めのノート型PCとなっています↓

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【Apple】Apple MacBook Air M2– 軽量で高性能な定番モデル(Mac OS)

Apple MacBook Air M2の本体の外観

MacBook Air M2は、Appleの独自チップ「M2」を搭載した軽量かつパワフルなノートパソコンです。Mac専用のDAW「Logic Pro」などを使いたい場合にも最適な選択肢です。

【MacBook Air M2の特長】
  • M2チップ搭載で高い処理性能:音楽制作だけでなく、動画編集も快適
  • ファンレス設計で静音性が高い:ファンの騒音がないため、録音時にノイズが入りにくい
  • macOS環境での安定性が高い:DTMソフトやプラグインの動作がスムーズ
  • Windows専用ソフトが使えない:CubaseやFL Studioの一部機能が制限されることも
  • USBポートが少ない:外付けオーディオインターフェースやMIDIキーボードを使うならUSBハブが必要

【Apple MacBook Airの性能一覧】

機種名: Apple MacBook Air(Apple M2チップ)
(Apple製品ページへ)
価格: 148,800円(税込)
OS: Windows 11 Home
CPU: Apple M2チップ 8コアCPU
グラフィックス: 8コアCPU
メモリ(RAM): 16GBユニファイドメモリ
ストレージ: 256GB SSDストレージ
ディスプレイ: True Tone搭載13.6インチLiquid Retinaディスプレイ
本体サイズ&重量: ・サイズ:1.13×30.41×21.5cm
・重量:1.24kg

こちらは「✅ MacでDTMをしたい人」「✅ 持ち運びも重視する人」に特にお勧めのモデルとなっています↓

DTM・音楽制作向けデスクトップパソコンのおすすめ3選

続いては音楽制作向けにお勧めできるデスクトップパソコンについても解説していきましょう↓

【サイコム】Silent-Master NEO Z890 (デスクトップPC)~静音性の高いDTM特化カスタムPC~

サイコム-Silent-Master-NEOの本体の外観_透過

このモデルは、DTM用に特化して設計されており、音楽制作に最適な環境を整えられる点が最大のメリットです。

サイコムSilent-Master NEOの特徴
  • 静音設計に特化したDTM向けのカスタムPC
  • 最新のIntel Core Ultra 5 245Kを搭載
  • 1TBの超高速 NVMe SSDと追加のHDDストレージで、膨大な音源データも余裕で管理

【サイコム Silent-Master NEO Z890の性能一覧】

機種名: Silent-Master NEO Z890
(サイコム公式製品ページへ)
価格: 296,680円(税込)
OS: Windows11 Home(64bit)
CPU: Intel Core Ultra 5 245K
グラフィックス: NVIDIA GeForce RTX™ 4060Ti 8GB
メモリ(RAM): DDR5-5600 16GB(8GBx2)
ストレージ: 超高速 NVMe SSD 1TB
システム騒音値(db): アイドル時:18.8 db
高負荷時:30.1 db
本体サイズ: ・サイズ: 幅209×奥行き478×高さ470.5mm

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サイコム公式サイトでもDTM用パソコンの基礎知識から、Silent-Masterシリーズの特徴などがまとめられているので参考にしてみて下さい↓

参考:パソコンを使って音楽制作!DTM用パソコンの基礎知識から選び方まで徹底解説

【ドスパラ】GALLERIA スリープフリークス監修 DTMモデル (デスクトップPC)~ハイレベルなDTM制作と動画編集に対応~

GALLERIA スリープフリークス監修 DTMモデル EM7+Gの本体の外観

【GALLERIA スリープフリークス監修 DTMモデルの特徴】
  • Intel Core i7-14700F 搭載で、安定したパフォーマンスを発揮
  • 16GBメモリ(カスタマイズで32GBや64GBに拡張可能)
  • 大容量ストレージ2TB Gen4 SSD
  • グラフィックボードもGeForce RTX 4060 8GB を搭載しているので動画編集などにも
  • DAWソフト「Cubase LE」のシリアルシートが同梱の他、購入特典としてSleepfreaksオリジナルステッカーも同梱

流石スリープフリークスが監修しているDTM特化モデルという事で、DTM向けとして十分なスペックを搭載&Cubase LEのシリアルも付いてくるので、本格的な制作環境を整えたいという方には特におすすめの1台です。

【GALLERIA スリープフリークス監修 DTMモデルの性能一覧】

機種名: GALLERIA スリープフリークス監修 DTMモデル EM7+/G
(ドスパラ製品ページへ)
価格: 269,980円(税込)
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i7-14700F
グラフィックス: GeForce RTX 4060 8GB
メモリ(RAM): 32GBメモリ
ストレージ: 2TB Gen4 SSD/追加ストレージ 無し
DAW ソフト(シリアルシート同梱): Cubase LE
冷却: (空冷式) 12cmサイドフロー大型CPUファン
電源: 650W 電源 (80PLUS BRONZE)
本体サイズ&重量: ・サイズ:220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm
・重量:約14kg
保証: 保証期間1年

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DTMで使う定番のソフト3選

DTMを始めるには、当然パソコンだけでなく音楽を録音・編集・ミキシングするための音楽制作ソフト(DAW=デジタル・オーディオ・ワークステーション)が必要になります。

現在、DTM向けのソフトは数多くありますが、ここでは初心者から上級者まで使われている定番のDAWを3つ紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったソフトを選びましょう。

① Cubase(キューベース) – プロも使う定番DAW

Cubase公式サイトのトップページの様子

Cubaseは、音楽制作のプロも愛用する人気のDAWです。豊富な機能が搭載されており、録音・打ち込み・編集・ミキシングまで幅広く対応しています。

特にMIDI編集(打ち込み)に優れているため、バンド系の楽曲から電子音楽まで幅広いジャンルで使えます。

【Cubaseのメリット&デメリット】
  • MIDI編集が充実:細かい音の調整や打ち込みがしやすい
  • プラグイン(エフェクト・音源)が豊富:初心者でもすぐに音作りが可能
  • 国内の情報が多い:日本のDTMユーザーに人気があり、解説動画やサポート情報が豊富
  • 価格がやや高め:上位版の「Cubase Pro」は約6万円とやや高価
  • 機能が多く、慣れるまで時間がかかる:初心者には最初の操作が難しく感じることも
【Cubaseおすすめのエディション】
  • Cubase Elements(初心者向け・約1万円):機能が制限されているが入門用としては十分に使える
  • Cubase Pro(上級者向け・約6万円):プロレベルの楽曲制作が可能

公式サイト:Cubase公式サイト

② Ableton Live(エイブルトン・ライブ) – 直感的な作曲ができる

Ableton Live公式サイトのトップページの様子

Ableton Liveは、リアルタイムで音を組み立てられる直感的な作曲スタイルが魅力のDAWです。特にEDMやヒップホップ、クラブミュージックなどのジャンルに適しています。

ほかのDAWと違い、セッションビューという独自の画面を採用しており、リアルタイムでループを組み合わせながら曲を作れるのが特徴です。

【Ableton Liveのメリット&デメリット】
  • ループを組み合わせて簡単に作曲できる:アイデアをすぐに形にしやすい
  • ライブパフォーマンスに強い:クラブやDJ向けの音楽制作に最適
  • 音楽制作のスピードが速い:マウス操作が少なく、感覚的に曲を作れる
  • 伝統的なDAWとは画面が異なるため、慣れが必要
  • バンド系の楽曲制作には向いていない:リアルな楽器演奏の録音や編集には少し不向き
【Ableton Liveのおすすめのエディション】
  • Ableton Live Intro(入門版・約1万円):基本的な機能が使える
  • Ableton Live Standard(一般向け・約4万円):音源やエフェクトが充実
  • Ableton Live Suite(上級者向け・約8万円):プロ向けの音楽制作が可能

公式:Ableton Live公式サイト

③ FL Studio(エフエル・スタジオ) – EDM・ヒップホップ向け

FL Studio公式サイトのトップページの様子

FL Studioは、EDMやヒップホップなどの打ち込み系の音楽制作に強いDAWです。特に、ドラムやシンセサイザーの打ち込みが簡単にできるので、ビートメイカーやトラックメイカーに人気があります。

独自の「パターンシーケンサー」と呼ばれる機能を使うことで、初心者でも短時間でリズムパターンを作成できます。

【FL Studioのメリット&デメリット】
  • 初心者でも直感的に作曲できる:シンプルな操作でビートを作成可能
  • 打ち込み系の音楽に最適:EDMやヒップホップに特化した設計
  • 一度購入すれば永久アップデート無料:追加費用なしで最新バージョンを使い続けられる
  • 日本語の情報が少ない:日本ではCubaseやLogic Proよりも知名度が低め
  • オーディオ編集がやや弱い:録音した楽器の細かい調整には向かない
【FL Studioおすすめのエディション】
  • FL Studio Fruity Edition(入門向け・約1.5万円):基本的なビートメイクが可能
  • FL Studio Producer Edition(一般向け・約3万円):録音機能も備えたスタンダード版
  • FL Studio Signature Bundle(上級者向け・約5万円):プロ仕様のエフェクトが充実

公式:FL Studio公式サイト

という事でここまで音楽制作の定番ソフトを見てきましたが、DTMを始めるならまずは自分の作りたい音楽に合ったDAWを選ぶことが大切です。

【DTMソフトと選ぶ目安】

Cubase: バンドサウンドや本格的な音楽制作向け。MIDI編集が強い
Ableton Live: 直感的な操作で作曲したい人向け。EDMやライブパフォーマンスに最適
FL Studio: ビートメイクやトラック制作向け。シンプルな操作で初心者にもおすすめ

どのソフトも無料体験版があるため、実際に触ってみて操作感を確かめるのが一番です。自分に合ったDAWを見つけ、DTMを楽しみましょう!

DTM・音楽制作用のパソコンに関する疑問やよくある質問

最後にDTM・音楽制作用のパソコンを探す際に、よくある疑問や質問について解説しておきます↓

DTMをするにはノートPCのスペックはどれくらい必要ですか?
DTMに適したノートPCのスペックは

【音楽制作時のスペック目安】
  • CPUはIntel Core i5 / Ryzen 5以上推奨(より快適に作業したいならCore i7 / Ryzen 7)
  • メモリは16GB以上(32GBあれば余裕を持って作業可能)
  • ストレージは500GB以上のSSD(可能なら1TB以上)

を目安に選ぶのがお勧めです。

音楽制作ソフト(DAW)は複数のトラックを同時に処理するため、CPUやメモリに負荷がかかります。また、録音データやソフトウェア音源を保存するため、ストレージの容量も重要です。

DTMをやるのにグラボはいらない?
基本的には不要ですが、一部のDAWや動画編集をする場合はあった方がよいです。

DTMは音声データの処理がメインなので、GPU(グラフィックボード)はほとんど影響しません。ただし、Cubase 13など一部のDAWではGPUを活用する場合があります。また、DTMと並行して動画編集をする場合は、GPU搭載モデルの方が快適です。

・音楽制作のみ → CPU内蔵のグラフィック機能でOK
・Cubase 13を使う / 動画編集もしたい → NVIDIA GeForce RTX 3050以上推奨

DTM初心者が気にすべきスペックは?
初心者なら「CPU・メモリ・ストレージ」を重視して選ぶのがポイントです。

DTMの作業では、複数のソフトウェアを同時に動かすため、CPU・メモリ・ストレージの性能が大きく影響します。特にメモリが少ないと、作業中にフリーズしたり、音が途切れたりすることがあります。

・CPUはCore i5 / Ryzen 5以上(高性能な方が処理がスムーズ)
・メモリは16GB以上(8GBでは厳しい)
・ストレージはSSD 500GB以上(音源や録音データの保存に必要)

DTMをやるならメモリはどのくらい必要?
最低16GB、快適に作業するなら32GB以上がおすすめです。

DAWはリアルタイムで複数のトラックを処理するため、メモリが不足すると動作が重くなります。特にオーケストラ音源や高品質なソフトウェア音源を使う場合、メモリを大量に消費します。

・趣味レベルであれば16GBでOK
・プロ志向なら32GB以上が安心

DTMに向いているノートパソコンの価格帯は?
10万円以上のモデルがおすすめ。

10万円未満のPCはCPUやメモリが不足しがちで、DTM作業に適していません。安いPCを買って後悔するより、最初から最低限のスペックを満たすモデルを選ぶ方がコスパが良いです。価格とスペックの目安は以下の通りです↓

・10万~15万円 → 入門向けノートPC
・15万~25万円 → 快適に作業できるスペック

ストレージはHDDとSSD、どっちがいい?
DTMをするならSSDが必須です。

SSDはHDDよりデータの読み書きが速いため、ソフトウェア音源のロード時間が短縮され、作業がスムーズになります。HDDは安価で大容量ですが、速度が遅いため、SSDをメインにし、補助ストレージとしてHDDを使うのがベストです。

・OSやDAW → SSD(500GB~1TB)
・音源データやバックアップ → HDD(1TB以上)

DTM用のパソコンに静音性は重要?
静音性は重要ですが、最優先ではありません。

ファンの音が大きいと、録音時にノイズとして入り込む可能性があります。ただし、PCの冷却性能も重要なため、静音性を求めすぎると逆に冷却不足になることもあるためバランスが大切です。

・録音作業が多い → 静音性の高いPCが良い
・ミキシング・作曲中心 → 多少のファン音は気にしなくてOK

DTMをするならディスプレイはどれくらい必要?
できれば15.6インチ以上のフルHDディスプレイが理想です。

DAWは多くの情報を表示するため、画面が小さいと作業効率が落ちます。特にノートPCの場合、14インチ以下では視認性が悪くなるため、できるだけ大きめの画面を選ぶのがおすすめです。

・外出用なら14インチ以上
・作業メインなら15.6インチ以上のフルHD