- NECの法人向けノートパソコン『Mate/VersaProシリーズ』最大20%OFFのクーポンコード
- NECの法人向けノートパソコンモデルのラインナップ
- 法人向けノートパソコン『Versa Pro タイプVN』を実際にレビュー&スペックや動画・画像編集・生成AIを使ってみた
- NECの法人向けノートパソコンのお勧めモデル3選:Versa Proシリーズ
- NECの法人向けモデルを安く買うその他の選択肢
- NECの法人向けモデルを安く買う セールやキャンペーン・プログラム情報
- NECのノートパソコンの特長や評判
- 絶対に知っておいて!個人事業主のパソコンの経費計上時のルール・注意点
- NECの法人向けノートパソコンに関する疑問やよくある質問
NECの法人向けノートパソコン『Mate/VersaProシリーズ』最大20%OFFのクーポンコード
まず安く購入する方法について先に解説します。
公式オンラインストアである『NEC LAVIE Direct』では、期間限定でセールと併せてお得な「お得な値引クーポンコード」も配布されています🎵
現在であれば、NECの法人向けノートパソコン『Mate/VersaProシリーズパソコン』が最大20%OFFになるクーポンコードが配布されているので、以下のクーポンコードをコピーして、カート会計時に入力する事で最大20%OFFの大幅割引が適用されるので、絶対に使い忘れないようにしてください↓
▼Mate/VersaProシリーズパソコン:最大20%OFF(クーポン有効期限:終了未定)
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上記のNECのクーポンコードをコピーして、以下のNEC LAVIE Direct公式ページ内の対象製品ページで入力する事でクーポン割引が適用されます。クーポン対象モデルは以下のページで確認してみて下さい↓
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その他NECで利用可能&現在実施中のセールやクーポン・キャンペーン・プログラムに関しては以下のページで詳しく解説しているので是非参考にしてみて下さい↓
【2025年8月最新】NEC LAVIEのパソコンのセール時期や安く買う方法
NECの法人向けノートパソコンモデルのラインナップ
NECの法人向けノートパソコンのラインナップは「VersaPro(バーサプロ)」シリーズが主力としてラインナップされています。このシリーズは、ビジネスで必要な機能をしっかり備えており、シンプルで安定した使い心地が魅力です。
VersaProシリーズには「企業・自治体・官公庁向け」と「SOHO・中小企業向け」のラインナップがあり、主に「テレワーク用」「社内モバイル」「オフィスワーク」と目的別に以下のタイプに分かれています↓
【目的別のVersaProのタイプ一覧表】
タイプとサイズ | 目的 | 説明 |
タイプVN (13.3型) |
・テレワーク | テレワークに適した軽量ボディと機能性 |
タイプVC (13.3型) |
・テレワーク | コンパクト・軽量・ウェブミーティングモードでテレワーク支援 |
タイプVG (14型) |
・テレワーク ・社内モバイル ・オフィスワーク |
薄さと軽さ・ウェブミーティングモードと2W×2スピーカー |
タイプVZ (14型) |
・テレワーク ・社内モバイル ・オフィスワーク |
様々なAI搭載機能でウェブミーティングなど幅広い業務をサポート |
タイプVM (14型) |
・社内モバイル ・オフィスワーク |
大画面での資料作成で業務効率アップ、ウェブミーティングモードと2W×2スピーカー |
タイプVD (15.6型) |
・オフィスワーク | オフィス業務向きハイエンド |
タイプVX (15.6型) |
・オフィスワーク | オフィス業務・据え置きPCの決定版 |
タイプVE (15.6型) |
・オフィスワーク | スマートな操作性を備えたバリューPC |
タイプVW (15.6型) |
・オフィスワーク | 事務用途機能を凝縮したエントリオールラウンド |
VersaProシリーズには用途に応じて主に「重さ」「性能」「画面サイズ」「ウェブミーティングモード搭載」等の違いで複数のモデルがあります。
軽量で持ち運びしやすい「モバイルタイプ」なのか、画面が大きい据え置き「オフィスワーク向け」なのかや、性能重視の高機能タイプ、コストを抑えたスタンダードタイプなど、企業のニーズに合わせて選べる点がポイントです。
VersaPro Jシリーズ(SOHO・個人事業主向け)
またNECでは法人向けと同等スペックでありながら、直販サイト「得選街」などでオープン価格で販売されているSOHO・個人事業主向けのモデル「VersaPro Jシリーズ」も展開しています。
VersaPro Jシリーズはより価格が抑えられ購入手続きも簡単なので、フリーランスや小規模事業者にお勧めのモデルです。
参考:SOHO・中小企業向けビジネスPC Mate J & VersaPro J
法人向けノートパソコン『Versa Pro タイプVN』を実際にレビュー&スペックや動画・画像編集・生成AIを使ってみた
NECのノートパソコン法人向けモデル『Versa Pro タイプVN』の実機で実際の使い心地や特徴・性能についてレビューしてみました。
前述したようにNECの法人向けノートPC「VersaPro タイプVN」はビジネスに最適化された機能を備えたモデルとして人気があります。
実際にNECの法人向けノートパソコン「Versa Pro タイプVN」の実機をレビューしてみましたので、実機の特徴を使ってみた&確認してみましたので以下で順番に分かりやすく解説します↓
1kg切りの超軽量!スリムで薄いボディ設計
まずこのノートパソコンを使ってみての第一印象が”薄い&軽い”という点です。
NECの「Versa Pro タイプVN」はNECの法人向けノートパソコンの中でも「テレワーク」「社内モバイル」という立ち位置のモデル=持ち運びしやすい設計となっています。
重さは約1.3kg前後と軽量で、厚みも抑えられているため、外回りや会議の移動などが多いビジネスパーソンにとって便利です。バッグにもスッと入れやすく、毎日の通勤でも負担を感じにくいでしょう。
重さはギリギリ1kgなので一般的な”超軽量ノートPC”の部類に入りますし、アダプターも250gと軽く両方を持ち歩いても重さが気にならないですね。(併せて持ち歩くと1.25kg)
▽Versa Pro タイプVN本体のみの重さの実測結果:1.00kg
▽Versa Pro タイプVNのアダプターの重さの実測結果:0.25kg
重さだけでなく本体の大きさも、13.3型という事でA4のノートとほぼ同じサイズ感です。
薄さも1.4mm(閉じた状態だと2.2mm)と結構薄く、本と一緒に持ち歩いて丁度いいサイズでした。(デスクからの高さ)
拡張性が高いインターフェース
特にビジネス用途で持ち歩くノートパソコンは、複数の外部機器と接続できるのは大きな利点です。
Versa ProタイプVNはHDMI、USB Type-A、USB Type-Cなど多様な端子が備わっており、外部モニターやプロジェクターとの接続も簡単です。プレゼンテーションや資料作成の幅が広がります。
▽本体左側のインターフェース
- USB C(3.2 Gen 2)
- USB C(3.2 Gen 2)
- SDカードスロット
- RJ-45
▽本体右側のインターフェース
- オーディオジャック
- USB A(3.2 Gen 2)
- USB A(3.2 Gen 2)
- HDMI
- セキュリティロック
軽量ノートではインターフェースが少ないものも多いですが充実しており、特にHDMIが付いているのはポイントですね。
私は外仕事のメインではMicrosoftのSurfaceを使っているのですが、やはりディスプレイにHDMI端子が欲しくなってしまいます。
▽キーボード配列
ビデオチャットの処理性能はどんなもの?
特にビジネス向けノートパソコンではほぼ必須のビデオチャットの性能についても、「PC MARK 10」でベンチマークスコアを実測した結果は以下の通りです↓
比較対象として仕事用に使っている「サーフェスプロ7」や「ガレリア」と同じ条件でエンコードした時間を比較すると以下の通りです↓
- NEC Versa ProタイプVNのスコア:7785
結果は7785ポイントと、充分ラインの5000ポイントを超えているのでウェブ会議にも十分な性能を持っている事が分かります。
特に負荷の高い複数人とビデオチャット時の「映像の滑らか」も充分なFPSとなっているので、画面共有から複数人とのビデオ通話まで十分にこなせます。
動画編集の処理はどんなもの?(Microsoft ClipChampのエンコード)
最近では動画の編集をする事もあるかと思いますが、Versa Pro タイプVNはゲーミングノートやクリエイターノートではないので、スペック的にはどこまでできるのか気になるところかもしれませんね。
試しに2GBと重い動画を480pにエンコードした際にかかる時間を計ってみたところ、14分48秒でした。
比較対象として仕事用に使っている「サーフェスプロ7」や「ガレリア」と同じ条件でエンコードした時間を比較すると以下の通りです↓
- NEC Versa ProタイプVN:14分48秒
写真編集(Photoshop)の処理はどんなもの?
写真編集・画像編集についてもVersa Pro タイプVNでどの程度できるのかも試してみました。
画像編集と言えばAdobeのPhotoshop(フォトショップ)という事で、PugetBenchでベンチマークスコアで実測した結果は総合スコア:3932でした↓
▽Versa Pro タイプVNのPhotoshopベンチマークスコア:3932
こちらも比較対象として仕事用に使っている「サーフェスプロ7」や「ガレリア」でも同じ条件のPugetBenchで実測したベンチマークスコアを比較したのが以下の通りです↓
- NEC Versa ProタイプVN:3932
画像生成AIでの処理はどんなもの?
そして話題のAIについても。昨今ではAIPCも登場していますが、Versa Pro タイプVNでChatGPTで画像を10枚生成するのに要する時間を計測したところ、5分13秒で10枚が生成されました。
こちらも比較対象として、仕事用に使っている「サーフェスプロ7」や「ガレリア」でも同じ条件のPugetBenchで実測したベンチマークスコアを比較したのが以下の通りです↓
- NEC Versa ProタイプVN:5分13秒
「Versa Pro タイプVN」のCPUチェック
NECの法人向けノート「Versa Pro タイプVN」の処理性能についても。
カタログスペックではCPUは「第13世代 intel Corei5-1335U」を搭載しており、Cinebench23でのベンチマークスコアは以下の通りです↓
- CPU(Multi Core):4622
- CPU(Single Core):1249
前述の通り事務処理関連では充分なスペックとなっており、生成AIや動画のエンコードも多少時間はかかるものの充分可能です。
という事でNECの法人向けノートパソコン「VersaPro タイプVN」は軽量で持ち運びやすく耐久性にも優れているため、ビジネス用ノートPCとして非常にバランスの取れた1台だといえるでしょう。
用途に応じてメモリやストレージ容量などのスペック構成や、Officeソフトの有無などを注文時に自由にカスタマイズができる他、ビジネス向けの手厚いサポート体制(翌営業日出張修理など)も選択でき導入後も安心なのでビジネス向けに検討してみてはいかがでしょうか🎵
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NECの法人向けノートパソコンのお勧めモデル3選:Versa Proシリーズ
NECの法人向けノートパソコンは、用途や業種に応じて最適なモデルを選べますが、種類が多くて選ぶのに迷ってしまうという人も多いと思います。
なので、ここでは特にNECの法人向けノートPC「VersaPro」シリーズの中でも人気の高い3モデルを紹介し、それぞれのスペックやおすすめポイントを解説してみました↓
【NEC】VersaProタイプVZ〈VZ-N〉(AI搭載モデル/ノートパソコン)
VersaPro タイプVZは最新のAI技術を活用したハイエンドモデル。AIがバッテリーを管理してくれる機能などが搭載されており、1日中使っても電池切れの心配が少なく、出張や移動の多い方に向いています。
「最新機能を活用したい」「移動が多くバッテリー持ちを重視したい」という方におすすめな1台です。
【VersaProタイプVZ〈VZ-N〉の性能一覧】
機種名: | VersaProタイプVZ〈VZ-N〉 (NEC製品ページへ) |
価格: | 278,300円(税込) |
OS: | Windows 11 Pro |
CPU: | AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360 プロセッサ |
メモリ(RAM): | 32GB |
ストレージ: | 暗号化機能付 256GB(512GB/1TB) SSD |
ディスプレイ: | 14型ワイド・WUXGA搭載 |
バッテリー: | 駆動時間:約12.6時間[動画再生時]/約22.5時間[アイドル時] *(JEITA 3.0基準) |
本体サイズ&重量: | ・サイズ:313.6(W)×222.9(D)×19.8(H)mm ・重量:約1.39kg |
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【NEC】VersaProタイプVF〈VF-M〉(ノートパソコン)~セキュリティを確保したいオフィスワーカーに~
VersaPro タイプVF/VA:コストと性能のバランスを重視したモデル。オフィス作業、プレゼン、メール、ビデオ会議など日常的な業務には十分対応できます。
オフィス業務を快適に行いたい、価格と性能のバランスを重視したい方にお勧めです。
【VersaProタイプVF〈VF-M〉の性能一覧】
機種名: | VersaProタイプVF〈VF-M〉 (NEC製品ページへ) |
価格: | 134,860円(税込) |
OS: | Windows 11 Home モデル(11Proに変更可能) |
CPU: | インテル® Core™ i3-1315U プロセッサー |
メモリ(RAM): | 4GBメモリ(8GBや16GBに変更可能) |
ストレージ: | 暗号化機能付 256GB SSD(512GBや1Tに変更可能) |
ディスプレイ: | 15.6型ワイドHD液晶(1366×768ドット) (Webカメラ付き) |
更に以下のVersaProシリーズタイプVF専用クーポンコードをカート会計時に入力で15%OFFになるので使い忘れないように↓
NAH-355-484-GDUX
【NEC】VersaPro J UltraLite タイプVN〈VN-M〉(中小企業・SOHO向けノートパソコン)
【VersaPro J UltraLite タイプVN〈VN-M〉の性能一覧】
機種名: | VersaPro J UltraLite タイプVN〈VN-M〉 (NEC製品ページへ) |
価格: | 200,530円(税込) |
OS: | Windows 11 Pro |
CPU: | インテル® Core™ i5 プロセッサー搭載(インテル vPro® Essentials) |
メモリ(RAM): | 8GB/16GB/32GB |
ストレージ: | 暗号化機能付 256GB/512GB/1TB SSD |
ディスプレイ: | 3.3型ワイド・WUXGA搭載 |
バッテリー: | 駆動時間:約9.4時間[動画再生時]/約20.4時間[アイドル時]*1(JEITA 3.0基準) |
本体サイズ&重量: | ・サイズ:300.6(W)×216(D)×18.7(H)mm ・重量:約993g(リチウムイオンバッテリ(M)搭載時) 約1,103g(リチウムイオンバッテリ(L)搭載時) |
更に以下のVersaProシリーズタイプVN専用クーポンコードをカート会計時に入力で15%OFFになるので使い忘れないように↓
NAH-355-484-GDUX
これらのノートPCはテレビ機能や娯楽用ソフトなどを省いてビジネス用途に特化しており動作が安定しているのも特徴です。さらに、セキュリティソフトやデータ暗号化ツールなど法人向けに必要な安全対策も整っています。
NECの法人向けモデルを安く買うその他の選択肢
上記以外にもNECの法人向けノートパソコンを安く購入するための選択肢があるので併せて解説していきましょう↓
更に安く買う場合に検討する選択肢➀:楽天Amazonヤフショ
NEC製品は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでも購入可能です。これらのECサイトでは、ポイント還元やタイムセールが頻繁に行われており、うまく活用すれば実質価格をかなり抑えられます。
NEC Direct楽天市場店
NEC Directでは『NEC Direct楽天市場店』として楽天市場にも出店しています。
楽天市場店という事で、「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」のポイント倍率が高い時期に合わせて購入すると、実質10%以上の値引き効果があります。
AmazonやYahoo!ショッピングでもNEC法人向けノートが販売されている
他にも公式店は有ないものの、AmazonやYahoo!ショッピングでもNECの法人向けノートパソコン「NEC VersaPro」シリーズが数多く出品されています。
なのでAmazonなら「プライムデー」や「ブラックフライデー」、Yahoo!ショッピングなら「超PayPay祭」などのタイミングを狙ってお得に購入するのもお勧めです。
参考:
Amazonで「NEC VersaPro」で探す
Yahoo!ショッピングで「NEC VersaPro」で探す
注意点としてはこれらのストアの各セール・キャンペーンではポイント還元率がアップする類の特典が多いですが、ポイント還元には上限が設定されている事が殆どなので留意を。特に高額なPC製品を購入する場合ポイント還元の上限に達する事が多いです。
また、これらのサイトで取り扱われているNEC製品は個人向けモデルの方が中心のため、法人向けモデルを探す際には型番やスペックをよく確認するようにしましょう。
また公式ストアと比較して保証やサポート体制が異なる場合もあるため、条件をしっかり比較した上で購入を検討しましょう。
更に安く買う場合に検討する選択肢➁:中古
コストを大幅に抑えたい場合、中古の法人向けNECパソコンも選択肢の一つです。中古市場では、型落ちのVersaProシリーズやMateシリーズが安価に流通しており、新品価格の半額以下で購入できることも珍しくありません。
例えば、1~2年落ちのモデルであれば、十分な性能を維持しつつ価格は新品の半分以下。業務利用にも支障がないレベルのスペックが多く、在庫も豊富です。法人向け中古PCはもともと頑丈な設計がされており、耐久性が高い点も魅力です。
ただし、中古品の購入には注意点もあります。バッテリーの劣化や外装の傷、付属品の欠品など、状態に差があるため、信頼できる店舗での購入がおすすめです。保証付きの中古ショップを選ぶことで、購入後のリスクも軽減できます。
更に安く買う場合に検討する選択肢➂:レンタル
一時的な業務用や試験導入であれば、レンタルサービスの利用も有効です。月額料金で必要な期間だけ借りられるため、初期コストを抑えながら最新機種を活用できます。
NEC製品は、ビジネス向けPCのレンタルを専門とする業者でも取り扱いがあります。短期イベントやリモートワークの一時導入など、柔軟な運用ができる点がメリットです。法人契約なら、複数台の同時レンタルや、カスタマイズされた初期設定付きで提供されるケースもあります。
また、レンタル料金にはメンテナンス費用やサポートも含まれていることが多いため、トラブル時にも安心です。長期的には購入の方が安上がりになるケースが多いですが、予算や運用スタイルに応じて検討する価値は十分にあります。
絶対に知っておいて!個人事業主のパソコンの経費計上時のルール・注意点
個人事業主がパソコンを経費として計上できる金額は、条件によって異なります。10万円未満であれば全額経費にでき、それ以上の場合は減価償却が必要になります。
10万円未満のパソコン:全額を一括経費計上可能
個人事業主が購入したパソコンの価格が10万円未満の場合、「消耗品費」として、その年に全額を経費にすることができます。これは、税法上、少額の備品については一括で経費処理が認められているためです。
例えば、8万円のノートパソコンを購入した場合は、確定申告の際に8万円をその年の経費として計上できます。このため、コストを抑えながら経費計上を簡単に済ませたい場合は、10万円未満のモデルを選ぶのも一つの方法です。
10万円以上のパソコンは減価償却が必要
一方で、10万円以上のパソコンは「資産」とみなされ、原則として複数年に分けて減価償却を行う必要があります。具体的には、パソコンの耐用年数は4年と定められているため、4年間にわたって購入費用を分割して経費に計上する形になります。
例えば、16万円のパソコンを購入した場合、毎年4万円ずつ経費として計上することになります。ただし、事業を始めたばかりで収益が少なく、できるだけ経費を早く計上したい場合には、別の方法を検討するのもよいでしょう。
20万円未満なら「一括償却資産」として3年で処理可能
10万円以上20万円未満のパソコンについては、「一括償却資産」として3年で均等償却する方法もあります。この方法を使うと、4年ではなく3年で処理できるため、通常より早く経費計上が可能になります。
例えば、18万円のパソコンを購入した場合、毎年6万円ずつ3年間で経費計上できます。この方法を選ぶと、短期間に経費を集中できるため、資金繰りの面でメリットがあります。
青色申告なら30万円未満まで一括経費計上が可能
青色申告をしている個人事業主の場合、「少額減価償却資産の特例」を利用することで、30万円未満のパソコンでも一括で経費計上することができます。
これは特に、事業を始めたばかりで収益が少なく、できるだけ経費を早く計上して税負担を軽減したい方にとって有利な制度です。
ただし、年間の合計額が300万円までという上限があるため、大量に設備投資をする場合は注意が必要です。
30万円以上のパソコンは原則4年で減価償却
30万円以上のパソコンを購入した場合は、減価償却の対象となり、原則として4年間にわたって経費計上することになります。短期間で経費を計上できないため、資金計画をしっかり立てる必要があります。
例えば、40万円のパソコンを購入した場合、毎年10万円ずつ4年間で経費計上することになります。長期的な事業運営を考えている場合は、こうした減価償却を前提にパソコン選びをすることも重要です。
- 10万円未満 → 「備品・消耗品費」として全額一括で経費計上
- 10万円以上20万円未満 → 「一括償却資産」として3年で経費計上可能
- 20万円以上30万円未満(青色申告) → 「少額減価償却資産の特例」で一括経費計上可能
- 30万円以上 → 4年間で減価償却が必要
個人事業主がパソコンを購入する際には、経費計上の方法を考慮しながら資金計画を立てることが大切です。用途や予算に応じて最適なパソコンを選び、効率的に経費計上を行いましょう。
NECの法人向けノートパソコンに関する疑問やよくある質問
最後にNECの法人向けノートパソコンを購入・検討する場合に、よくある疑問や質問について解説しておきます↓
- NECの欠点は何ですか?
- NECのPCはサポートの手厚さや使いやすさに定評がありますが、デメリットも存在します。主な欠点としては「価格がやや高め」「最新のグローバル技術への対応が遅れることがある」といった点が挙げられます。特に高機能モデルは海外メーカー製に比べて割高になることもあるため、コスト重視の方は比較検討が必要です。
- NECはレノボの傘下ですか?
- 正確には、NECとレノボが共同出資する合弁会社「NECパーソナルコンピュータ」がNECブランドのPCを手がけています。出資比率はレノボが多数を占めており、NECは少数出資の形です。ただしNECブランドは継続しており、日本市場向けの製品開発にはNECのノウハウが活かされています。
- NECのパソコンは日本製ですか?
- NECのパソコンは一部のモデルで国内生産を行っています。特に法人向けの一部機種では、日本国内(山形県の米沢工場など)での製造が続いています。ただし、全てのモデルが日本製というわけではなく、グローバル展開されるモデルの一部は海外で製造されています。
- 個人向けPCと法人向けPCの違いは何ですか?
- 個人向けPCはTV機能やゲームソフトなど娯楽要素が豊富で、使いやすさ重視の設計です。
一方、法人向けPCは余計なソフトを省き、セキュリティや耐久性、拡張性に優れています。マニュアルや保証サービスの内容も異なり、法人向けの方がビジネス向けに最適化されています。
- NECの法人向けPCのシェアはどのくらいですか?
- NECは国内法人市場で高いシェアを持つ老舗ブランドです。具体的な数値は年度や市場調査会社によって異なりますが、日本の法人向けPC市場では常に上位に位置しており、教育分野や官公庁などでの採用実績も豊富です。
- 法人向けPCの相場はいくらですか?
- 一般的な法人向けノートPCの価格は10万円〜20万円前後が目安です。業務用に必要な性能(セキュリティ機能や耐久性、Office搭載など)を考えると、個人向けモデルよりやや高価になる傾向があります。ハイスペックなモデルでは30万円を超えることもあるので、個人向け以上に用途によっての選び方が重要になってきます。
- NECの法人向けパソコンは個人事業主や個人でも購入できますか?
- 個人事業主やフリーランスの方でも、NECの公式サイトや法人向け販売店経由で法人モデルを購入できます。ただし、法人名や屋号での購入手続きが必要な場合もあるため、購入前に販売店に確認しましょう。