5万円以下でゲーミングPCは購入可能？中古や自作で可能だが注意点も

そもそもゲーミングPCは5万円で購入できる？
5万円以下で購入できるお勧めのゲーミングPC
5～10万円の価格帯ならゲーミングPCの選択肢は増える
5万円以下でゲーミングPCを購入する際の注意点

そもそもゲーミングPCは5万円で購入できる？

ゲーミングPCというと高性能なイメージがありますが、5万円の予算でゲーミングPCの購入は可能なのでしょうか？

一般的に、ゲーミングPCは高性能なパーツを要求されるため、新品での購入は難しいのが現状です。

しかし、5万円でゲーミングPCを手に入れる方法はいくつかあります。

5万円以下で購入する方法➀：中古のPC製品を狙う

5万円以下のゲーミングPCとなると、新品のゲーミングPCではほぼ手が届かないので、中古製品を利用するのが真っ先な選択肢となります。

中古PCを選ぶことで、通常よりも低価格で高性能なゲーミングPCを手に入れることができる場合があります。しかし、中古品を購入する際には、そのPCの状態や性能が現役でゲームが快適にプレイできるレベルかどうかを確認することが重要です。また、保証期間が短かったり、そもそも無かったりする点にも注意が必要です。

5万円以下で購入する方法➁：新品と中古の良いとこ取り「アウトレット」

中古品に抵抗があるのであれば、製造過程での小さな傷や箱の破損など、製品自体に問題がないものの販売価格を下げているアウトレット製品という選択肢もあります。

アウトレット製品は新品に近い状態でありながら、価格は中古並みに安く設定されているケースもある(状態によってまちまち)ため、新品に比べてコストパフォーマンスに優れています。

例えばドスパラのアウトレットストアで探してみたところ「THIRDWAVEのアウトレット」が訳アリ新品として3万円台で見つかりました。

参考：5万円以下のアウトレット製品を探す（ドスパラ公式サイト）

アウトレット商品は一般的に製造元の保証が付いていることが多いため、中古品よりも安心して購入できるというメリットがあります。

ただし、5万円以下の予算となると、一般的なPCであればある程度見つかりますが、ゲーミングPCとなるとそこまで多くはありませんが。

➂：自作で組むなら5万円以下も可能

もしPC組み立てに自信があるなら、自作PCという選択肢も考えられます。

個別のパーツを選び、自分で組み立てることでコストを抑えつつ、自分のニーズに合ったマシンを作ることができます。ただし、自作はある程度の知識と技術が必要です。

ただし5万円でゲーミングPCを購入することは不可能ではありませんが、何らかの妥協が必要になります。

通常5万円という予算内でゲーミングPCはかなり厳しいラインなので、購入前にはどのようなゲームをどのレベルで楽しみたいのかを明確にし、それに適したスペック＝予算で選択していく事になります。

5万円以下で購入する方法➃：前提としてスペックには妥協が必要

ゲーミングPCを新品で購入する場合、5万円では最新の高スペックモデルを購入するのは新品でも中古でも難しいため、少し古いモデルやスペックを下げたモデルを選ぶことになるでしょう。

例えば、古い世代のCPUや、エントリーレベルのグラフィックカードを搭載したモデルなどを狙うことになります。これらは新しいゲームを高設定で楽しむのは難しいですが、古いゲームや設定を抑えれば快適に遊べることもあるので、何を遊びたいかも重要になってきます。

5万円以下で購入できるお勧めのゲーミングPC

ゲーミングPCの市場では、5万円以下で購入可能な選択肢はほとんどが中古製品になります。

中古PCの販売先として有名な「くじらや」で中古のゲーミングPCを探してみましたが、価格帯と在庫は以下の通りで50,000円以下は中古でもかなり数は少ないことが分かりますね↓

調査時点では3万円台が1つ、4万円台が1つしかなく、5万円台に2つ、4万円台に2つとこの価格帯でのゲーミングPCは中古でも少ないことがよく分かりますね。(7万円以上になると一気に84台に増える)

参考：
デスクトップパソコン中古 Office付きゲーミングpc（くじらや公式）

参考：デスクトップパソコン中古 Office付きゲーミングpc

最新のくじらやで販売中の中古ゲーミングPCは以下のくじらやの専用ページで確認できます↓

参考：中古ゲーミングpc（くじらや公式サイト）

5～10万円の価格帯ならゲーミングPCの選択肢は増える

ゲーミングPCを5万円から10万円の価格帯で探すとなってくると、選択肢は5万円以下に比べて多くはないもの意外とあります。

この価格帯では、性能とコストのバランスが鍵となります。特に、エントリーレベルのゲーマーや中級レベルのゲームを十分に楽しめるスペックのPCが見つかる可能性が高くなります。

【5～10万円でのゲーミングPCの選択肢】

新品のエントリーモデル：	この価格帯では、新品のエントリーモデルも選択肢に含まれます。新しい世代のエントリーレベルのグラフィックスカードや、中級のCPUを搭載したモデルがあり、最新のゲームを低～中設定で楽しむことが可能です。
中古品の選択：	新品での購入が難しい場合、中古品が適切な選択肢となります。特に、少し古いハイエンドモデルがこの価格帯で見つかることがあります。中古品を選ぶ際は、信頼できる販売元から購入し、保証やサポートが整っているか確認することが重要です。
キャンペーンやセールを利用：	大手家電量販店やオンラインストアでは、定期的にセールやキャンペーンが行われています。これらを利用すれば、通常は手が出ないようなモデルが手頃な価格で手に入ることもあります。
BTO（Build to Order）の検討	BTOでは、予算に合わせてパーツを選んでカスタマイズすることができます。5万円から10万円の間で最適なパーツを選び、必要な性能を持ったPCを組み立てられます。この方法では、無駄なコストを抑えつつ、必要な性能を確保することが可能です。

5万円から10万円の間でゲーミングPCを選ぶ際には、どのようなゲームをどの程度の品質でプレイしたいかを明確にすることが大切です。5～10万円の予算がある場合のゲーミングPC選びに関しては以下のページで詳しく解説しているので是非参考にしてみて下さい↓

10万円以下でも十分！おすすめゲーミングノートPCと選び方や注意点

5万円以下でゲーミングPCを購入する際の注意点

最後に5万円以下でゲーミングPCを購入する際には、いくつかの重要な注意点があるので解説していきます。

注意点➀：ハードウェアのスペックを正確に理解する

5万円以下のゲーミングPCでは、通常、グラフィックス性能が制限されることが多いです。

したがって、購入する前には、CPUやGPUなどの主要なハードウェアのスペックを正確に把握し、自分がプレイしたいゲームが快適に動作するかどうかを確認する必要があります。特に、グラフィックカードはゲームのパフォーマンスに直接影響するため、そのスペックは最も注意深くチェックするべきです。

注意点➁：保証とサポートの有無を確認する

低価格帯のPCは、保証が短かったり、限定的だったりすることがあります。そのため、保証期間やサポートの内容をしっかりと確認し、万が一のトラブルに備えておくことが重要です。また、アフターサポートがしっかりしているメーカーやショップから購入することで、将来的な問題に対処しやすくなります。

注意点➂：将来のアップグレードの可能性を考慮する

低価格で購入したゲーミングPCでも、後から部品のアップグレードが可能なモデルを選ぶことで、性能向上の余地を持たせることができます。たとえば、追加のRAMスロットやより大きなストレージを後から設置できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。こうした拡張性を考慮に入れることで、初期の投資を抑えつつ将来的なアップグレードを計画できます。