Lenovo ThinkPad Tシリーズの特徴とメリット・種類
ThinkPad Tシリーズは、ビジネスユーザーに向けて設計された高性能ノートパソコンです。耐久性、性能、バッテリーの長さと性能とコストのバランスが良いモデルでもあり、多くの企業が採用しています。
また、Tシリーズはインターフェースが豊富で、ビジネス全般や長時間作業に向いています。堅牢性も高く安心して使えますが、重量があるため頻繁な持ち運びには不向きです。
ThinkPadの中でのTシリーズの位置付けと特徴
ThinkPad Tシリーズは、ビジネス向けノートパソコンのスタンダードモデルとして位置付けられています。長年の歴史と信頼性を背景に、企業やプロフェッショナルユーザーから広く支持されているシリーズです。
最大の特徴は、高いパフォーマンスと耐久性そして総合的に優れたバランスです。Tシリーズはオフィス内での使用はもちろん、多少重いですが出張や外出先でも快適に使えるように設計されています。また、キーボードの打鍵感や画面の見やすさにも優れており、長時間の作業にも適しています。
さらに、豊富なインターフェースを搭載している点も大きな特徴です。USB-CやThunderboltポート、HDMI、イーサネットポートなど、多くの周辺機器と接続しやすくなっています。
ThinkPad Tシリーズのメリット(特長)
前述した通りThinkPad Lシリーズのメリットはビジネス向けのハイパフォーマンスなモデルとして定評があり、以下のメリットが挙げられます↓
【ThinkPad Tシリーズのメリット一覧表】
高い耐久性: | 過酷な環境下での耐久テスト(MIL規格)をクリアし、長期間安心して使用できます。 |
優れたパフォーマンス: | 高性能なCPUや大容量メモリを搭載し、複数の作業を同時にこなすことができます。 |
快適なキーボード: | 打ちやすさに定評のあるThinkPad独自のキーボードが搭載されており、長時間のタイピングでも疲れにくいです。 |
豊富な接続ポート: | USB-C、HDMI、Thunderboltなど、多様な周辺機器に対応したポートが揃っています。 |
高解像度ディスプレイ: | フルHDから4Kまでの高解像度ディスプレイを選べるため、作業効率が向上します。 |
高度なセキュリティ機能: | 指紋認証や顔認証、Webカメラシャッターなど、ビジネス用途に必須のセキュリティ機能が充実しています。 |
バッテリーの持ちが良い: | 長時間駆動のバッテリーを搭載し、外出先でも安心して作業できます。 |
ThinkPad Tシリーズは、性能、使いやすさ、耐久性が高いレベルで揃ったビジネスパソコンとして、多くの企業やプロフェッショナルに選ばれています。
ThinkPad Tのデメリット
対してThinkPad Tシリーズのデメリット・苦手な点も解説していきましょう。
【ThinkPad Tシリーズのデメリット一覧表】
価格が高め: | 高性能なパーツや耐久性に優れた設計がされている分、他のエントリーモデルより価格が高くなる傾向があります。 |
重量がやや重い: | 堅牢性を重視しているため、他の軽量モデル(Xシリーズなど)と比べると少し重く感じることがあります。 |
デザインのシンプルさ: | 見た目はビジネス向けに設計されているため、デザイン性を重視するユーザーには物足りないかもしれません。 |
カスタマイズ性に制限があるモデルもある: | 一部モデルではメモリがオンボード仕様になっており、後からの拡張が難しい場合があります。 |
ハイエンド用途には不向きな場合も: | ゲーミングや3Dレンダリングなど、特定の高負荷用途には対応しきれないことがあります。 |
Tシリーズは非常に優れたバランス型ノートパソコンですが、価格や重量、カスタマイズ性の面で他シリーズに劣る部分もあります。そのため、自分の用途に合ったモデルをしっかり確認して選ぶことが重要です。
ThinkPad LシリーズとTシリーズの違い
「ThinkPad Tシリーズ」と似たようなビジネス向けの立ち位置のシリーズとして「Thinkpad Lシリーズ」があります。
TシリーズとLシリーズはどちらもビジネス用途向けに設計されたノートパソコンですが、それぞれ異なる特徴や強みがあります。両シリーズの主な違いを以下の表にまとめてみました↓
【ThinkPad TシリーズとLシリーズの違い】
比較項目: | ThinkPad Tシリーズ | ThinkPad Lシリーズ |
対象ユーザー: | ハイエンドビジネスユーザーやプロフェッショナル向け | コストパフォーマンスを重視するビジネスユーザー向け |
性能 | 高性能なCPUやGPUを搭載。負荷の高い作業にも対応可能 | 基本的なビジネス作業に適した性能 |
ディスプレイ: | 高解像度(WQHD・4K UHD)が選択可能。色再現性が高い | 標準的なFHDディスプレイが中心。選択肢は少なめ |
耐久性: | MIL-STD-810Gの耐久テストに準拠。過酷な環境でも使用可能 | 基本的な耐久性は確保されているが、Tシリーズには及ばない |
セキュリティ面: | 指紋認証、顔認証、TPM 2.0、カメラシャッターなど高度なセキュリティ機能を搭載 | 必要最低限のセキュリティ機能。モデルによってはオプション扱い |
バッテリー駆動時間: | 長時間駆動が可能。外出先での使用にも最適 | 標準的なバッテリー性能。Tシリーズには劣る場合が多い |
拡張性: | Thunderbolt、HDMI、USBポートなど豊富な拡張ポート | 必要最低限の拡張性。Tシリーズほど多くはない |
重量(携帯性): | 比較的軽量設計。持ち運びにも適している | やや重め。携帯性はTシリーズに劣る |
価格: | 高性能なため価格帯は高め | コストパフォーマンス重視で比較的低価格 |
モデル展開: | 幅広いラインナップ。ニーズに応じたモデルが揃う | スタンダードモデルが中心。選択肢は少なめ |
ざっくりと「ThinkPad Tシリーズ」は主に高性能な処理能力や豊富な機能を求める人に適したハイエンドビジネスユーザー向けで、「ThinkPad Lシリーズ」はコストパフォーマンスを重視したスタンダードビジネスユーザー向けです。
どちらも基本的なビジネス作業に必要な性能は十分備えていますが、高性能や拡張性はTシリーズに軍配が上がります。
- Tシリーズ:高性能、優れた耐久性、高品質ディスプレイを求めるプロフェッショナル向け。
- Lシリーズ:コストパフォーマンス重視で、一般的なビジネス用途に適したスタンダードモデル。
どちらを選ぶかは、使用目的や予算、必要な性能に応じて決めることが重要です。高性能や拡張性を求めるならTシリーズ、コストを抑えつつビジネス作業をこなしたいならLシリーズがおすすめです。
LenovoのThinkPad Lシリーズについては別ページで詳しく解説しているので、よりコスパがよくコンパクトなThinkPadを求めているのであれば各モデルの価格や性能を以下ページで確認してみてはいかがでしょうか↓
Lenovoのビジネス向け『ThinkPad Lシリーズ』徹底比較 選び方や特徴・注意点など
現在Lenovoで販売中のThinkPad Tシリーズを全比較
という事で現在Lenovoで販売しているThinkPad Tシリーズは全部で10モデルあるので、性能や価格等の情報を以下の一覧表にまとめました↓
【現在販売中のThinkPad Tシリーズの価格やスペック一覧表】
モデル名 | 定価 | 画面サイズ | CPU | メモリ | ストレージ | 保証 | カラー | Office |
ThinkPad T14s Gen 6 Strix Point(AMD) |
219,857円(税込) (製品ページへ) |
14.0型 WUXGA IPS液晶搭載 |
・AMD Ryzen™ AI 7 PRO 360 プロセッサ | ・32GB ・64GB |
・256GB ・512GB ・1TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon |
179,872円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200) |
・Snapdragon® X Elite X1E-78-100 ・Snapdragon® X Plus X1P-42-100 |
・32GB ・64GB |
・256GB ・512GB ・1TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14 Gen 5(AMD) |
161,260円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、省電力、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし、DBEF5 ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし、DBEF5 |
・AMD Ryzen™ 7 PRO 8840U モバイル・プロセッサー ・AMD Ryzen™ 5 PRO 8540U モバイル・プロセッサー |
・8GB ・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14 Gen 5 (14型 Intel) |
189,794円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 2.2k IPS液晶(2240 x 1400) 、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、省電力、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし、DBEF5 ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし、DBEF5 |
・インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 165U ・インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U ・インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 135U ・インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U ・インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H ・インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H |
・8GB ・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14s Gen 5 (14型 Intel) |
178,453円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減 ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、省電力、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、ブルーライト軽減、光沢なし、DBEF5 ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし、DBEF5 |
・インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 165U ・インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U ・インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 135U ・インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U |
・16GB ・32GB ・64GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T16 Gen 3 (16型 Intel) |
148,731円(税込) (製品ページへ) |
・16.0型 WQUXGA OLED(3840 x 2400) 、ブルーライト軽減、光沢なし ・16.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・16.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、省電力、ブルーライト軽減、光沢なし ・16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし、ブルーライト軽減 ・16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、光沢なし |
・インテル® Core™ Ultra 7 vPro® Enterprise プロセッサー 165U ・インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155U ・インテル® Core™ Ultra 5 vPro® Enterprise プロセッサー 135U ・インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125U ・インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 155H ・インテル® Core™ Ultra 5 プロセッサー 125H |
・8GB ・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T16 Gen 2 AMD |
179,652円(税込) (製品ページへ) |
・16.0型 WQUXGA OLED(3840×2400) 、ブルーライト軽減 ・16.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし ・16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし ・16.0型 WUXGA IPS液晶 (1920 x 1200)、光沢なし |
・AMD Ryzen™ 7 PRO 7840U モバイル・プロセッサー ・AMD Ryzen™ 5 PRO 7540U モバイル・プロセッサー |
・8GB ・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14s Gen 4 (AMD) |
164,725円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8k OLED (2880 x 1800)、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減 ・14.0型 2.2k IPS液晶(2240 x 1400)、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし |
・AMD Ryzen™ 7 PRO 7840U モバイル・プロセッサー ・AMD Ryzen™ 5 PRO 7540U モバイル・プロセッサー |
・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14s Gen 4 (14型 Intel) |
ー (製品ページへ) |
・14.0型 2.8 OLED (2880 x 1800) 、マルチタッチ非対応、ブルーライト軽減 ・14.0型 2.2k IPS液晶(2240 x 1400) 、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし |
・インテル® Core™ i7-1365U vPro® Enterprise プロセッサー ・インテル® Core™ i7-1355U プロセッサー ・インテル® Core™ i5-1345U vPro® Enterprise プロセッサー ・インテル® Core™ i5-1335Uプロセッサー |
・16GB ・32GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
ThinkPad T14 Gen 4 (14型 Intel) |
129,800円(税込) (製品ページへ) |
・14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800)、ブルーライト軽減 ・14.0型 2.2k IPS液晶(2240 x 1400) 、ブルーライト軽減、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、Privacy Guard、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、ブルーライト軽減、省電力、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、マルチタッチ対応(10点)、光沢なし ・14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200)、光沢なし |
・インテル® Core™ i7-1365U vPro® Enterprise プロセッサー ・インテル® Core™ i7-1355U プロセッサー ・インテル® Core™ i5-1345U vPro® Enterprise プロセッサー ・インテル® Core™ i5-1335Uプロセッサー |
・8GB ・16GB |
・256GB ・512GB ・1TB ・2TB SSD |
1年間プレミアサポート | ブラック | なし |
歴代のLenovoのThinkPad Tシリーズの特長や発売日
以下は、過去にLenovoで販売されていたThinkPad Tシリーズの全モデルとその発売日を表にまとめたものです↓
【歴代のThinkPad Tシリーズ全種類の発売日と特徴一覧】
モデル名 | 発売日 | 主な特徴 |
ThinkPad T40 | 2003年3月 | 初期モデル、軽量で持ち運びやすい |
ThinkPad T60 | 2006年2月 | セキュリティ機能が向上 |
ThinkPad T400 | 2008年7月 | 環境性能を重視し、エネルギー効率化 |
ThinkPad T410 | 2010年1月 | 高解像度ディスプレイ採用 |
ThinkPad T430 | 2012年6月 | 高耐久性と拡張性が特徴 |
ThinkPad T440 | 2013年10月 | 新デザインのトラックパッド搭載 |
ThinkPad T450 | 2015年2月 | バッテリー駆動時間が大幅に向上 |
ThinkPad T460 | 2016年2月 | セキュリティ機能がさらに充実 |
ThinkPad T470 | 2017年1月 | 高速充電対応、モバイル性強化 |
ThinkPad T480 | 2018年1月 | 第8世代インテルCoreプロセッサ搭載 |
ThinkPad T490 | 2019年5月 | 薄型化と軽量化を実現 |
ThinkPad T14 Gen 1 | 2020年5月 | 最新AMDおよびIntelプロセッサ採用 |
ThinkPad T14 Gen 2 | 2021年6月 | ディスプレイと性能がさらに進化 |
ThinkPad T14 Gen 3 | 2022年7月 | 持続時間や効率性が向上 |
前述の通り現在は「ThinkPad T14 Gen 4」以降のモデルがLenovo公式ストアで販売されています。
どのThinkPad Tシリーズのモデルを選ぶべき?選定基準
ThinkPad Lシリーズは、ビジネスや日常的な使用に適したコストパフォーマンスの高いノートパソコンです。選び方のポイントをいくつかの基準に分けて解説します。
- 使用目的で選ぶ
- 画面サイズと携帯性
- 必要スペックで決める
- バッテリー持続時間
- セキュリティ機能
- 接続ポート
ThinkPad Tシリーズを選ぶ際に確認した方がいい項目を順番に見ていきましょう↓
1. 使用目的を明確にする
まず、どのような用途で使うのかを明確にしましょう。
- ビジネス用途:オフィスソフトの使用やビデオ会議が中心なら、基本スペックのモデルでも十分です。
- マルチタスク:複数のアプリを同時に使う場合は、メモリ16GB以上のモデルを選ぶと快適です。
- クリエイティブ作業:画像編集や動画編集を行うなら、高解像度ディスプレイや大容量メモリを搭載したモデルが適しています。
2. 画面サイズと携帯性
Lシリーズには、主に14インチと15.6インチのモデルがあります。
- 14インチ:軽量で持ち運びやすく、外出先での使用に向いています。
- 15.6インチ:大画面で作業しやすく、オフィスや自宅での使用に最適です。
持ち運ぶ頻度が多い場合は、軽量モデルを選ぶと負担が少なくなります。
3. スペックを確認する
性能は、CPU、メモリ、ストレージによって決まります。
- CPU:一般的な作業にはCore i5やRyzen 5で十分です。高度な作業にはCore i7やRyzen 7が推奨されます。
- メモリ:8GBで基本的な作業は十分ですが、マルチタスクを行う場合は16GB以上が理想です。
- ストレージ:SSD搭載モデルを選ぶと、起動や動作が速くなります。256GB以上がおすすめです。
4. バッテリー持続時間
長時間外出先で使う場合は、バッテリーの持ち時間が重要です。
Lシリーズの中でも、10時間以上のバッテリー駆動時間を持つモデルがおすすめです。
5. セキュリティ機能
ビジネス用途ではセキュリティ機能も欠かせません。
指紋認証や顔認証機能が搭載されているか確認しましょう。
プライバシーシャッター付きWebカメラがあれば、カメラの不正アクセスを防げます。
6. 接続ポート
外部デバイスをよく使用する場合は、接続ポートの種類と数も重要です。
USB-CやHDMI、イーサネットポートが搭載されているモデルを選ぶと便利です。またSDカードスロットの有無も確認しておきましょう。
【H2】ThinkPad Tシリーズを安く購入する方法
Lenovo公式ストアでは常時何かしらのセールを実施しているので、ThinkPad Tシリーズを定価よりも安く購入できる事が多いです。
LenovoでThinkPadを安く購入するできる期間限定セールやクーポン、プログラムは以下の通りです↓
- 期間限定セール等のeクーポンで割引価格で購入する
- 週末セールや72時間限定タイムセールを狙う
- アウトレット製品とセール
- Lenovoの学割「Lenovo Education」
➀.Lenovoの期間限定セール
Lenovoのセールの中でも特に対象モデルや値引き額が大きい傾向にあるのが「期間限定セール」です。
期間限定セールは「決算セール」や「ブラックフライデーセール」「クリスマスセール」「サマーセール」など時期によって様々なセール名となっており、毎回セール対象モデルや値引額が異なります。
直近で実施しているLenovoの期間限定セールは以下の通りです↓
Lenovo(レノボ)では2025/1/10(金)~2025/2/6(木)までの期間限定で『新春初売りセール』が実施中です!
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- キャンペーンの実施期間:2025年1月10日(金) ~2025年2月6日(木)
- 対象パソコン製品などが最大55%OFFの大幅割引のセール
- Thinkpadなど人気タブレットも期間限定で割引価格に
- まもなくWindows 10 サポート終了 今なら買取+10,000円UP
- 48回までショッピングローンの手数料無料中
Lenovoでは2025年2月6日まで「新春初売りセール」が開催されており、対象製品のカート会計時に以下のクーポンコードを入力する事で、ThinkPadやIdeaPadなどのセール対象モデルが激熱特価に割引が適用されます↓
▼🔥期間限定 新春初売りセールのEクーポンコードは以下↓(~2025.2.6)
EARLYSPRING0206
是非上記のクーポンコードを使って期間中にお得にLenovoのPC製品を購入してください↓
Lenovoのセールやキャンペーンの割引は「Eクーポン」を介して行う
また、Lenovoのセール時の割引方法は主に「Eクーポン」と呼ばれる割引クーポンのコードを介して行われます。クーポンコードを製品購入画面で入力する事で、そのキャンペーンやセールの割引が適用される仕組みになっています。
Lenovoのeクーポンの詳細と現在使えるクーポンコードについては以下のページでまとめていますので、こちらも併せて参考にしてみて下さい↓
【2025年1月最新】Lenovo(レノボ)の秘密の限定Eクーポンの入手方法と使い方
➁.72時間タイムセールや週末限定セール、3連休限定セールやを狙う
Lenovoでは定期的に「72時間タイムセール」「週末限定セール」「3連休限定セール」という限定セールも実施しています。
- 『週末限定セール』:毎週土日(翌月曜日が祝日なら月曜日も)の0:00~23:59まで実施されているセール
- 『3連休限定セール』:3連休に開催されるセール(大体が土日+祝月)で、3連休中の0:00~23:59まで実施されているメルマガ会員限定セール
- 『72時間タイムセール』:定期的に72時間だけ開催されるメール会員限定のセール
実施される期間限定セールや72時間タイムセール、週末セール、3連休限定セールの詳細は以下のページでまとめているので是非参考にして割引価格を狙ってみて下さい↓
Lenovoでパソコンを安く買える時期『週末セールやタイムセール,3連休セール』
➂.アウトレット製品とアウトレットセール
レノボ(Lenovo)でPCを購入しようと思ったけど、どこで探しても10万円以上はするので躊躇する人も多いと思います。
「もっと安く購入したいけど状態や寿命などを考えると中古はちょっと…」
「でもなるべく安くPC製品を購入したい」
という人にお勧めしたいのがアウトレット製品を狙う方法です。
特にレノボ(Lenovo)のアウトレットPCは、メーカーで販売している通常価格の新品PCとは異なり、キャンセル品や在庫処分品、新装整備品などを特別価格で提供している製品のことを差し、新品に近い状態でありながら、価格は大幅に割引されています。
また以下のページでLenovoのアウトレット製品やアウトレットセールについて詳しく解説しているので、「そこまで新品に拘らず安く購入したい」という人は是非確認してみて下さい↓
Lenovo(レノボ)のアウトレットノートPCの評判は?選び方やお勧めモデル注意点も
➃.Lenovoの学割「Lenovo Education」
利用者は限定されますが、Lenovoでは「Lenovo Education」と呼ばれる学割に相当するプログラムがあるので、Lenovoには学生や教育従事者であれば、機種によっては40%OFF前後の大幅割引価格で購入することが出来ます。
- お得なセット:学生・保護者・教務員に人気のお得なPC製品のセットを準備
- 学生限定割引:大学生はSheer IDの利用でお得に購入可能(大学生以外の学生、保護者、教職員の方は学生ストア割引で購入可能)
- 開催中のキャンペーン:学生ストアに登録&アンケート回答で抽選で学生に人気のパソコンをプレゼント
こちらも別ページで詳しく解説しているので、「Lenovo Education」の対象になっている方は必見です↓
Lenovo(レノボ)のノートPCを学割で買う方法 Lenovo Educationで43%OFFも
ThinkPad Tシリーズに関するよくある疑問や質問
最後にThinkPad Tシリーズを検討・購入する際によくある疑問や質問についても解説していきましょう↓
- ThinkPad Tシリーズはどのような用途に向いていますか?
- ThinkPad Tシリーズはビジネス用途に特化したノートパソコンです。
優れた耐久性とセキュリティ機能を備え、長時間の使用や外出先での作業にも対応します。データ処理、文書作成、プレゼンテーションなど幅広い業務に適しています。
- ThinkPad Tシリーズはどのくらいの価格帯ですか?
- ThinkPad Tシリーズの価格帯は新品の場合で12万円から30万円程度です。
エントリーモデルは手頃な価格で、中~上位モデルになるとスペックに応じて価格が上がります。アウトレット製品ならさらに安価で購入できます。
- ThinkPad Tシリーズのバッテリー持続時間はどのくらいですか?
- モデルによりますが、多くのTシリーズは10時間以上のバッテリー持続時間を備えています。
最新モデルでは省エネ設計により最大14時間以上の駆動が可能です。
- ThinkPad TシリーズとXシリーズの違いは何ですか?
- Tシリーズは高い性能と耐久性を持つビジネス向けノートパソコンで、ディスプレイサイズも14~16インチと大きめです。
一方、Xシリーズは軽量・薄型設計で携帯性に優れ、モバイル用途に最適です。
- ThinkPad Tシリーズにはどんなセキュリティ機能がありますか?
- 指紋認証、顔認証、TPM(Trusted Platform Module)などの高度なセキュリティ機能が搭載されており、ビジネスデータや個人情報をしっかりと保護できます。
- ThinkPad Tシリーズでおすすめのモデルはどれですか?
- 現在のおすすめは最新のThinkPad T14 Gen 3です。第12世代Intelプロセッサを搭載し、軽量で持ち運びやすく、ディスプレイ性能やバッテリー駆動時間も優れています。
- ThinkPad Tシリーズは耐久性はどのくらいですか?
- ThinkPad Tシリーズは、米軍規格(MIL-STD 810H)の耐久性テストをクリアしています。衝撃や振動、高温・低温などの過酷な環境にも耐えられる設計です。
- ThinkPad Tシリーズでのストレージ容量の選択肢は?
- Tシリーズでは、256GBから最大2TBまでのSSDを選択可能です。製品画面から必要に応じてストレージやメモリを選択しましょう。
- ThinkPad Tシリーズは拡張性がありますか?
- Tシリーズは拡張性が高いのが特徴で、複数のUSBポートやHDMIポート、SDカードスロット(モデルによる)を搭載しており、外部デバイスとの接続が容易です。
- ThinkPad Tシリーズの中古品で購入するのはどうですか?
- 中古品は新品よりも価格が大幅に安いため、コストを抑えたい方におすすめです。ただし、購入時にはバッテリーの状態や保証の有無を確認することが重要です。性能が安定しているT480やT490は中古市場でも人気があります。
またLenovoではアウトレット製品も販売&アウトレットセールも実施しているので、「定価よりは安く購入したいけど中古は状態が気になる」という方には特にお勧めです。
Lenovo(レノボ)のアウトレットノートPCの評判は?選び方やお勧めモデル注意点も